JFA DREAM 夢があるから強くなる











日本サッカーを背負って立つ3期生21名が新たなスタートラインに立つ〜JFAアカデミー福島3期生入校式レポート〜(08.04.09)

 JFAアカデミー福島の入校式が4月6日、福島・Jヴィレッジで行われました。式典には川淵キャプテンをはじめ、福島県の内堀雅雄副知事も出席し、男子15名・女子6名の新入生たちへ歓迎の言葉がかけられました。日本サッカーを背負って立つ3期生21名が大きな夢の実現に向けて、新たな生活をスタートさせます。
 
 将来の日本サッカーを背負って立つ有能な選手を輩出することを目的に開校したJFAアカデミー福島。その3期生の入校式が4月6日、福島・Jヴィレッジで行われた。式典には川淵三郎JFAキャプテン、田嶋幸三JFAアカデミー福島スクールマスター(JFA専務理事)ほか、福島県の内堀雅雄副知事ら、福島県、広野町、楢葉町、富岡町の関係者が参列し、3期生21名の門出を祝った。
 式典の挨拶に立った川淵キャプテンは、「サッカー選手になることがすべてではない。人間として、社会人として、どう立派に育っていくか。社会においてリーダーとなることも、アカデミー生のひとつの方向性である。夢を持って、希望と大きな感動を人に与えるということを胸に抱いて、きょうから新生活をスタートさせて欲しい」と、エールを送った。新中学1年生でもある3期生21名は緊張の面持ちだったが、これから日本最高の環境でサッカーができる興奮と喜びからか、どの生徒も真剣な眼差しを川淵キャプテンに向けていた。
 また、先輩となる在校生からは、「アカデミーはサッカーの環境が整っていますが、サッカーをするだけのところではありません。規則正しく生活し、しっかり勉強もします。コミュニケーションスキルや英会話など、様々なプログラムを学び、プロを目指しながらも社会で貢献できるよう努力しています。この2年間で僕が学んだことは、練習の大切さと仲間を信頼するということ。練習は嘘をつかないし、練習でできないことは試合では絶対にできません。仲間を信頼して走らなければパスは出てきません。そして仲間を信頼することで楽しいサッカーをすることができます。まずは、1日も早く生活に慣れて、思う存分力を発揮してください」(1期生・下重優貴)、「JFAアカデミーではフィロソフィーと言って、みんなが目標としているものがあります。それは、常にどんな時でも、日本でも海外でも、何事にもポジティブな態度で臨み、自信に満ち溢れた立ち振る舞いをするということ。この目標はサッカー選手としてだけではなく、社会に出た時や海外に行った際に、自らリーダーシップを取り、みんなのお手本となることを表しています。みなさんも、このフィロソフィーに値するよう、私たちとともにがんばっていきましょう」(1期生・田口ひかり)と、歓迎の言葉で迎えられた。
 これに対し、少し大きめの、真新しい制服を着た新入生の三宅史織さんは、「憧れのJFAアカデミーでサッカーができることを楽しみにやってきました。自然豊かな日本最高のサッカー環境の中で、サッカーに関するあらゆることを吸収し、自分を高めていけることが楽しみです。もちろん、親元を離れて共同生活ができるのか、自分で責任を持って行動できるのか、不安な面もいっぱいあります。全く知らない環境での中学校生活、アカデミーでのトレーニング、宿舎生活を始めることが、人間としても成長できると考えて、1日でも早く、一生懸命がんばりながらも楽しんで生活できるように取り組みたいです。ここでの6年間のサッカーはもちろんのこと、人としてひと回りもふた回りも大きくなって羽ばたけるようにがんばります」とその決意を述べた。また、同じく新入生の早坂武流さんは、「僕はJFAアカデミーにおいて、すべてに感謝の気持ちを持って取り組んでいきたい。アカデミーという最高の環境でサッカーができることは、いままで支えてくれた家族や周りの人たちすべての人たちのおかげです。そういった方々への感謝の気持ちを、アカデミーでの行動や態度で示していきたいと思います。これから辛いことがたくさんあるかもしれないけど、アカデミーでサッカーをやると自分が決めたので、ここにいる仲間とともに乗り越えようと思います。そして人々への感謝の気持ちを忘れずに、真のエリートを目指します」と、力強く今後の抱負を語った。
 この式典に先立ち、男子用のグラウンドとして使用される雨天練習場のオープニング式典も行われた。この練習場は広野町によって建設されたもので、これができたことで全天候型の施設設備が整い、ますます充実した環境となった。
 本来、”エリート”の意味は、その分野のリーダーとして持てる能力を社会に役立て、世の中に貢献できる人材を意味する。JFAアカデミー福島は、これをフィロソフィーとしてエリート選手の育成に取り組みながら、「JFA2005年宣言」に掲げる“世界トップ10”を目指す。
 サッカー選手としてのみならず、将来の日本サッカーを牽引するリーダーが、このJFAアカデミーから羽ばたいていくことを期待したい。


※JFAアカデミー福島の概要は、こちら
※JFAアカデミー福島の詳細は、こちら。[JFAアカデミー福島ホームページ]