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女子サッカーレポート
JEFLが首位をキープ〜Plenusなでしこリーグディビジョン2〜(08.05.09)

 4月12、13日に開幕したPlenusなでしこリーグディビジョン1(L1)。同時にディビジョン2の戦いも始まった。来季のL1昇格を目指し、現在9チームが凌ぎを削っている。
 今季のディビジョン2(L2)は、大原学園JaSRA女子サッカークラブ、ジェフユナイテッド市原・千葉レディース(JEFL)、福岡J・アンクラス、スペランツァF.C.高槻、ASエルフェン狭山FC、バニーズ京都サッカークラブ、清水第八プレアデス、ルネサンス熊本フットボールクラブの8チームに、準加盟チームの鹿児島鴻池フットボールクラブアサヒナを加えた計9チームによって2回戦総当たりのリーグ戦形式で争われている。ディビジョン1(L1)に自動昇格できるのは優勝チームのみ。2位のチームはL1の7位チームとの入れ替え戦に臨むことになる。
 そのL2で開幕から好調をキープしているのがJEFLだ。昨年はL2優勝した東京電力女子サッカー部マリーゼに次いで2位となり、伊賀フットボールクラブくノ一との入れ替え戦を戦うも2-2、PK戦の末(5-4)に敗れた苦い経験を持つ。「今年こそL1昇格を」と決意を新たに迎えた初戦。熊本を相手に圧倒的な強さを見せて12-0で勝利すると、続くアサヒナ戦でも11-0と攻撃陣が大爆発。第3節でも清水第八を下し(3-0)、首位を走っている。 
 第4節が行われたこの日もJEFLの勢いは止まらなかった。
 ゴールデンウィークも終盤にさしかかった5月4日、L2第4節JEFLvsバニーズ戦が市原臨海競技場で行われた。立ち上がりは互いに様子を見ながらの展開。JEFLの金野結子、石田美穂子らが果敢にゴールを狙えば、バニーズも長身の谷圭奈、榎木田美加らにボールを集めて仕掛ける。両者ともに互角の滑り出しとなった。しかし、一つのゴールを皮切りに試合は一気に動き出す。18分、石田のDFの裏を突くパスに金野が反応すると、そのままキーパーを交わしてゴール。JEFLが先制し、ここから波状攻撃が始まった。直後の19分、再び石田からのパスを清水由香が決めて2点目を挙げると、26分には井上由惟子のCKがゴール前でこぼれたところを石田がしっかりと足下におさめてゴール。30分にもキーパーの頭上を抜く、目の覚めるような石田のシュートが生まれるなど、前半だけで4得点を挙げ、さらなるゴールの予感を残して前半を終了する。
 後半に入って最初のチャンスをモノにしたのはバニーズだった。ゴール前の混戦の中で放った谷のシュートはポストにあたりそのままゴールへ。1点を返し、逆襲に出たいバニーズだったが、セカンドボールが拾えず、ボールを奪ってもスペースがなく、思うようにリズムを生むことができない。対するJEFLは左右サイドから揺さぶりをかけ、効果的なロングボールを入れながらDF裏のスペースを突くサッカーを展開。後半に入っても53分、54分、64分とゴールを量産して主導権を譲らない。1点でも返そうとバニーズも最後までボールを追うがここでタイムアップ。好調さそのままのプレーを披露したJEFLが7-1で勝利をおさめた。
 第4節を終えて、首位はJEFL。勝点3差でFC高槻が、さらに同勝点で大原学園が続いている。まだまだシーズンは始まったばかり。L1の舞台を目指して必至にボールを追う選手たちのプレーにもぜひ注目してほしい。

(文/早草紀子)