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トピックス

2009/08/26

JFA公認指導者海外研修【プレミア研修】8/21(金)~30日(日)
前半レポート

現在、8/21(金)から30日(日)の期間でJFA公認指導者海外研修【プレミア研修】を実施しています。
受講者は、C級からS級の保有者まで、背景も違うさまざまな指導者です。
この研修の目的は大きく以下の2つになります。
(1) プレミアリーグを視察し、トップのサッカーを理解すること
(2) クラブのアカデミーがいかにして選手育成を図っているかを学ぶこと

本研修は、21日に成田空港を出発し、ロンドン・ヒースロー空港を経由してマンチェスターに入りました。
現地は、日本に比べると日照時間は長いものの気温は低く、時折雨もぱらつきます。
油断をすると風邪を引きそうな気候です。
21日は移動に終始し、翌22日(土)からプログラムは始まりました。

■8月22日(土)
本研修インストラクターの小野剛技術委員長(育成担当)のもと、オリエンテーションを行いました。
その後マンチェスター・ユナイテッドアカデミーに移動し、サウザンプトンとのU-18リーグ戦を視察、午後はマンチェスター・シティとウルヴスのプレミアリーグ戦を視察しました。

以下、受講者の声。

「まず感じたのは、この研修会に参加している方々の意欲の強さ。
学び取ろうという強い思いをそれぞれに感じました。
16名という人数も行動するのに適切で、それがまとまりの良さを生んでいる一因だとも思います。
U-18リーグの視察では、マンチェスター・ユナイテッドのアカデミーのハード環境と、選手の体の大きさに驚かされました。
そして、特に球際の攻防の激しさには周りの参加者からも感嘆の声が出ていました。
その中でも印象的だったのは、サウザンプトンの生き生きとしたプレーです。
自分たちのやり方でチャレンジし続けて、結果的にそれが勝利につながったのではないかと思います。
プレミアリーグの視察では、予想通りマンチェスターシティが勝利しましたが、後半にウルブスが見せた粘り強さやチャレンジし続ける精神が、スコアに関係なく、密度の濃い、最後まで面白いと思わせる試合を見せてくれたと思う。
何よりも初日として天候に恵まれたことが大きいです。
そのおかげで、すべてのことがいい方向に進んで、最高のスタートが切れたことは間違いありません。
いい初日を送ることができたので、残りの期間が楽しみです。」
(金坂 正廣 氏)
プレミア研修

■8月23日(日)
午前中に第1回のFAカップ優勝チームであるプレストンNEのスタジアムにある
The National Football Museumを見学し、午後はバーンリーとエヴァートンのプレミアリーグ戦を視察しました。
ちなみにバーンリーは今シーズンプレミアに昇格してきたクラブだが、リーグ創設期に参加していたクラブでもあります。

以下、受講者の声。

「ミュージアムは純粋に楽しめました。
何よりも驚いたのは、ミュージアムの場所がFAカップの最初の優勝チームをリスペクトしてそのスタジアムに併設されていることです。
ロンドンなど大都市ではなくいわばこんな田舎の町に建設するなんて、純粋にサッカーがリスペクトされていることに感動でした。
ミュージアム内は歴史に沿って道具や試合風景、スタジアムなどがここまでどういう変革があったのか、写真や映像から知ることができて楽しめました。
バーンリー対エヴァートンの試合では人口約7万人の町バーンリーで、2万人収容のスタジアムが満員になっていました。
試合前は選手は入場の際にスタンディングオベーションで迎えられたり、単なるサッカー人気というだけでなくて、選手がリスペクトされているということを感じました。
一日を振り返る中で、リスペクトされる選手を育てていくことが大切だという話があったのですが、技術を超えた何か、たとえば今日のバーンリーの選手たちの、ピッチですべてを出して闘っている姿をみて観客はあんなに熱くなって応援し、また見に来ようとスタジアムに足を運ぶのだろうなと思いました。
ただうまいというだけではなく、見に来た人間を引き付けるような、応援したいなと思われるようなフットボーラーを育てていくことが育成コーチとしての自分の役目だと思いました。
日本にもそういう選手が増えて、サッカーにもっと多くの人々に関心をもってもらって、長い目でみて日本のサッカー文化が発展していけばいいと思います。」
(松原 秀輝)
プレミア研修

■8月24日(月)
この研修のメインイベントのひとつでもあるリバプールアカデミーの視察を行いました。
ここでは、アカデミーマネージャーのジョン・オーウェン氏に、アカデミーの概要説明と施設の紹介をいただき、その後U-18のトレーニングを視察しました。
視察後の質疑応答も活発に行われ、非常に充実した訪問となりました。
夜にはリバプールとアストン・ヴィラのプレミアリーグ戦を視察しました。

以下、受講者の声。

「スティーブン・ジェラード、マイケル・オーウェンを育てたリバプールアカデミーを視察して、その育成環境やトップの考え方に触れることができて大変勉強になりました。
忙しい合間を縫って今回対応して頂いたオーウェン氏の丁寧で紳士的な対応には感謝したいです。
プレミアリーグの視察では、45,000人の圧倒的な歓声、拍手、合唱に魂が震えて胸を打たれました。
そのサポーターの熱い期待に応えようと、ひたむきにゴールを目指す世界の一流選手の迫力あるプレーがが目の前に繰り広げられ、夢のような時間を過ごすことができました。
アカデミーの視察とプレミアの視察を経て、リバプールに関わる全ての人々がリバプールフットボールクラブというクラブを愛し、誇りを感じていることが本当によくわかりました。
自分のクラブであるサンフレッチェ広島が、このうように人々の生活において大きな部分を占め、愛され、誇りに思われるようなクラブとなるよう努力していきたいと強く思いました。」
(森山 佳郎 氏)
プレミア研修明