JFA|日本サッカー協会  Japan Football Association
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「今日もサッカー日和」


全てのカテゴリーでFIFAワールドカップ出場を果たす

 皆さん、明けましておめでとうございます。
 昨年は、AFCアジアカップ優勝に始まり、なでしこジャパンがFIFA女子ワールドカップで優勝、U-17男子もU-17ワールドカップでベスト8に輝きました。若きなでしこたちもそれぞれU-19、U-16のアジア選手権で有終の美を飾り、今年開催されるU-20女子ワールドカップ、ならびにU-17女子ワールドカップに挑戦します。各カテゴリーともに着実な成果を上げており、これからの成長が楽しみです。
 今年の代表の活動はまず、U-23日本代表のオリンピック最終予選でスタートします。U-23日本代表は年末にトレーニングキャンプを実施。年明けは1月15日に始動し、グアムで強化合宿を実施して調整します。 日本の男子サッカーがメダルを取ったのは今から44年前の1968年(メキシコオリンピック、銅メダル)。以来、日本はおろか、アジアからメダルが一つも出ていないんです(*)。残すところ3試合、何としても勝利して本大会出場を果たし、なでしこジャパンとともにメダル獲得を実現してほしいと思っています。
 サムライブルーは6月からいよいよ最終予選のステージに進みます。3月に組み合わせ抽選会がありますが、最終予選に出場する国の半数は西アジアの国で占められると思いますので、厳しい戦いになるでしょう。特にアウェイ戦は時差と移動距離が大きな負担となりますから、しっかりとした態勢で勝ち星を重ねていきたいですね。
 今年は、男女ともにキリンチャレンジカップで強化を図ります。男子は2月と8月、9月に開催。2月はアイスランド代表との対戦です。日本もアイスランドもリーグの直前ということで良い状態で戦えるのではないかと思っています。ここでの課題を修正し、2月29日のウズベキスタン戦に臨みます。一方の女子ですが、4月に行うキリンチャレンジカップはさながらキリンカップのようで、FIFAランキング第1位のアメリカ代表と第3位のブラジル代表を招き、それぞれ3試合を行います。非常にレベルの高い大会になると思いますので、是非、スタジアムに足を運んで世界最高峰の女子の戦いを見ていただきたいと思っています。
 また、今年も各地のファン・サポーターの皆さんに生で観ていただけるよう、全国展開を予定しています。いずれもよい準備をして本大会に臨みたいと考えています。
 昨年は、コロンビアで開催されたU-20ワールドカップに出場できませんでしたが、今年はその予選となるアジア選手権を制し、全てのカテゴリー代表がFIFA主催の年代別のワールドカップに進出したいと思っています。アジア各国は日本に追いつけ追い越せと様々な改革に取り組んでいます。日本も普及と強化の手を緩めず、しっかりやっていく考えです。
 そして私個人としてやるべきことは、験を担いで足しげくとんかつ屋さんに通い、キリンビールを飲んで代表を応援すること(笑)。昨年、私が代表に貢献できたことと言えば、とんかつを食べて「勝つ」ことでしたからね。今年もしっかりやっていきますよ。

*女子サッカーは中国女子代表がオリンピックアトランタ大会で銀メダルを獲得。

世界トップ10の組織を目指し、公益法人化へ

 JFAは2005年の元日に、「JFA2005宣言」を発表しました。その時、「ミッションプラン」を策定し、部門・部署ごとに、短・中・長期の目標とそれに向けた業務内容を具体的に明文化し、毎年、その達成度や課題などを検証しています。もちろん、スタッフもその業務プランに沿って仕事をしており、それが年俸に反映されるしくみになっています。
 ミッションプランもフォローアップする仕組みができてきましたが、それを見るとまだ道半ばという評価です。足場をしっかり固め、将来に向けてしっかりやっていかなければなりません。というのも、我々は、世間に対して、"2015年に世界でトップ10の組織となり、日本代表は世界でトップ10のチームになる"という約束をしています。2015年まであと3年、そのためにもすべてのカテゴリーが世界舞台に立たなければなりませんし、協会組織としてもその充実に努めなければなりません。公益法人化もその一環で、これまで4月からの公益法人を目指して準備してきました。これが承認されるということは、JFAの事業自体が公益であると認められることですので、JFAのスタッフは"公益"というものをしっかり理解し、自覚をもって行動してほしいと思っています。
 少子高齢化が進み、生活様式も多様化しています。便利になった分、人と人とのつながりが希薄になり、人間関係も複雑になってきました。そういう社会で力を発揮するのがスポーツだと思っています。
 「サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する」というJFAの理念にもう一度立ち返り、明確な目標をもって前に進んでいきたいと思っています。
 今年も日本サッカーをご支援いただきますようお願い申し上げます。