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「芝生で語ろう」


夢の舞台が開幕

 ついにFIFAワールドカップが開幕しました。南ア各地には世界各国から続々と観戦者が集まってきており、ワールドカップモード一色です。
 しかしその一方で、開幕前から各国の代表選手や報道陣が強盗や窃盗の被害に遭うケースが起こっています。日本戦の日もブルームフォンテーンで取材を終えた日本のカメラマンが3人組の強盗に襲われるという事件がありました。幸い、ケガはなかったようですが、パスポートやカメラ、現金が入ったリュックサックを奪われたそうです。
 観戦ツアーで現地を訪れている方、これから南アに来られる方もまだいらっしゃると思いますが、くれぐれも気をつけて下さい。現地では一人歩きなどは絶対しないよう、注意してほしいと思っています。

待望の勝点3、初戦を勝利で飾る

 さて、一昨日(6/14)、日本はついに初戦の日を迎えました。ファン・サポーターの皆さんもハラハラドキドキしながら観戦されたことでしょう。
 SAMURAI BLUEは4月7日のセルビア戦から日本は4連敗を喫し、メディアなどから厳しく糾弾されました。しかし、岡田監督は信念を貫き通し、目指すサッカーを追求してきました。それだけに、勝点3という結果を出せたことは本当にうれしいですし、重圧に耐えてよくやってくれたと思っています。
 それにしても昨日のゲームは典型的なワールドカップの試合という感じでしたね。勝つために何をするべきかという選手の意識が統一されていて、僕も観ていて感動しました。
 チームからは、高地対策がうまくいって選手のコンディションが上がっていると聞いていましたし、試合前も落ち着いていて、チームも明るい雰囲気だったので、やってくれるとは思っていました。
 カメルーンが結束力を欠いて今一つ調子を上げられずにいたのは日本にとってラッキーでしたが、後半の怒涛の攻撃はすさまじかったですね。その猛攻にもひるまず、その芽を摘んだ日本の守備も高く評価したいと思います。ワールドカップ初出場にもかかわらず、川島も落ち着いて好セーブを見せましたし、選手全員があのワールドカップ独特の雰囲気に飲まれることなく、伸び伸びとプレーしていました。
 しかし、目標はもっと高いところにあり、慢心は禁物です。岡田監督も「オランダはこんなものではない。この程度では勝てない」と気を引き締めていましたが、次のオランダ戦もデンマーク戦もタフな試合になりますから、強い気持ちを持って臨んでほしいと思っています。

日本中が熱気に包まれる

 昨日、マンガウングスタジアム(ブルームフォンテーン)には日本からのファン・サポーターや現地邦人の皆さんなど、SAMURAI BLUEのシャツを着たたくさんのサポーターが集まり、熱い声援を送ってくれました。
 日本でも、日本サッカー協会が開いているSAMURAI BLUE PARK(*1)をはじめ、各地のパブリックビューイングなど大賑わいだったようですね。テレビ視聴率も45%を超えたとか・・・。
 また、SAMURAI BLUE CROWプロジェクト(*2)も多くの皆さんの協力を得て、たくさんの温かいメッセージや25万羽近くのSAMURAI BLUE CROWの折り紙が集まっています。日本を応援して下さる全ての人たちにあらためてお礼を言いたいと思います。皆さんの思いは選手にも伝わっていますので、これからも熱い思いを送っていただき、サムライたちに力を与えてほしいと思っています。
 とにかく、ワールドカップは勝つことが第一義。初戦を勝利で飾ったことで、岡田監督も自信を持って統率力を発揮できるでしょうし、チームの結束力も士気も一段と高まりますから、次も良い試合をしてくれるでしょう。これからの日本の活躍に期待したいと思います。

(*1)SAMURAI BLUE PARKの詳細はこちら
(*2)SAMURAI BLUE CROWの詳細はこちら