JFA|日本サッカー協会  Japan Football Association
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 5月ももう半ば。明日はJリーグが開幕して節目の20周年を迎えます。
 JリーグやJクラブでは開幕20周年を記念したイベントや写真展を開催するなど賑わいを見せています。

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 SAMURAI BLUE(日本代表)も今月30日にキリンチャレンジカップのブルガリア戦(豊田スタジアム)を控えています。5日後の6月4日には本大会出場権獲得がかかったオーストラリア戦に挑み、さらにその1週間後の11日にアウェイでイラクとの最終戦を戦った後、いよいよFIFAコンフェデレーションズカップの開催地、ブラジルに乗り込みます。

 話題満載のサッカー界ですが、審判員の活躍も楽しみなところです。というのも、昨日、FIFA(国際サッカー連盟)からコンフェデレーションズカップの審判団30人が発表され、日本から西村雄一主審、相楽亨、名木利幸両副審の3人が選出されたからです。コンフェデレーションズカップの舞台は日本人審判員では初めてです。

 日本サッカーの記録の中で初めて「FIFAワールドカップ」の舞台に立った審判員は丸山義行さん(日本サッカー殿堂)で、1970年のメキシコ大会で線審(副審)を務めました。ちなみに、国際舞台で最も古いのが1958のアジア競技大会の決勝で笛を吹いた村形繁明審判員です。
 丸山さんに続いてワールドカップを経験したのは高田静夫さん。1986年のメキシコ大会と1990年のイタリア大会の主審を担当しました。

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 その後、日本が初出場した1998年のフランス大会で岡田正義主審がグループステージのイングランド対チュニジア戦で主審を、2002年の日韓大会では、上川徹審判員(現JFA審判委員長)がアイルランド対カメルーン戦(グループステージ)で主審を務めました。続く2006年のドイツ大会でも上川審判員が廣嶋禎数副審とともにグループステージのポーランド対エクアドル、イングランド対トリニダード・トバゴ戦、そして、日本人としては初めての決勝トーナメントとなるドイツ対ポルトガルの3位決定戦の試合を担当しました。

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<2006年のドイツ大会、3位決定戦>

 2010年の南アフリカ大会は、皆さん、まだ記憶に新しいと思いますが、今回のコンフェデレーションズカップで選出された西村主審と相樂副審が選ばれ、グループステージ3試合(ウルグアイ対フランス戦、スペイン対ホンジュラス戦、パラグアイ対ニュージーランド戦)、さらに準々決勝のオランダ対ブラジル戦、そして準決勝のウルグアイ対オランダ戦、決勝のオランダ対スペイン戦の第4の審判員とリザーブ副審に選ばれました。決勝の舞台ですからね、日本サッカーの審判史に燦然と残る記録です。

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<写真左から2番目が西村主審。準決勝ウルグアイ対オランダ戦 >

 現在、サッカー国際審判員として登録されている日本人は男女合わせて24名です。このうち主審が11名(男子7名/女子4名)、副審が13名(男子9名/女子4名)。日本サッカーの発展とともに審判員の実力も上がって来たんですね。

 余談が長くなってしまいました。

 今回のコンフェデレーションズカップの審判団に選出されたことについて西村主審は、「多くの方々に支えられ、FIFA大会を担当する機会をいただくことができました。心から感謝しております。選手のためによい準備をして、素晴らしい試合になるよう全力を尽くします」とコメント。
 また、「素晴らしい大会に参加できることになり、光栄です」と語る相樂副審は、「良いコンディションを保ち、持っている力を100%発揮できるように準備しているところです。大会では、主審と協力していい試合を演出できるように頑張ります」と話していました。一方の名木副審も、「このような素晴らしい大会のアポイントがあったことを嬉しく思うと同時に、責任の大きさを感じています。時間の許される中で焦らずに準備を進めていきたいと思います。皆様の想いとともにピッチに立ちます!」と、喜びと意気込みを語っていました。

 楽しみは増すばかりですね。