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トピックス

2010/01/22

スペインサッカー連盟とパートナーシップ協定を締結

 日本サッカー協会(JFA)は、育成年代の指導のスペシャリストを養成する機関を設置することとしました。その設立と運営においては、スペインサッカー連盟から人的支援、技術指導、情報提供などの協力を仰ぐこととし、この度、同連盟とのパートナーシップ協定を締結することになりました。
 協定の概要は以下の通りです。
 なお、育成指導者養成機関の設置は、2010年4月を目処に、今後、具体的な準備に入ります。

調印日

2010年1月22日(金)

場所

(財)日本サッカー協会(ヴァーチャルスタジアム)

協定内容

①日本、スペイン両国におけるサッカー発展のための総合的なパートナーシップ
②日本の育成年代に携わる指導者の養成ならびにその教育を行う者を養成する機関の設立と運営に関する協力・支援
③技術支援及びコーチ育成、選手育成、審判交流、運営及び法的事項に関するスタッフの交流

署名者

日本サッカー協会会長 
犬飼基昭

スペインサッカー連盟会長 
アンヘル・マリア・ヴィジャル・ジョーナ
(Ángel María Villar Llona)

備考

スペインサッカー連盟 来日メンバー
スペインサッカー連盟会長
アンヘル・マリア・ヴィジャル・ジョーナ(Ángel María Villar Llona)

指導委員会委員長
エドゥアルド・カツォーラ・ヴァスケス(Eduardo Caturla Vázquez)

ナショナルコーチアカデミーダイレクター/U-18-19代表監督
ヒネス・メレンデス・ソトス(Ginés Meléndez Sotos)
※2007年 FIFAワールドユース(カナダ)ベスト8 監督
2009年FIFAU17ワールドカップ(ナイジェリア)3位 監督

ナショナルコーチアカデミー事務局
オスカール・カレホ・マルドミンゴ(Oscar Callejo Mardomingo)

「育成のスペシャリスト」養成機関設立に至る背景と経緯
JFAの指導者ライセンス制度
これまでJFAでは技術委員会が中心となって、リーグ環境の整備をはじめ、トレセン制度の充実、また、生活圏において高度な指導を受けられる「モデル地区トレセン」を新設するなど、育成環境の充実に努めてきました。
一方、指導者の養成については、S級~D級、キッズリーダー、GK、フットサルC級といった指導者ライセンス制度を整備し、これまでに6万人を超える有資格者を輩出しました。

育成のスペシャリスト、人間教育の重要性
優れた選手を輩出するには、サッカー環境を整え、選手に対して適切な技術指導を施していくことが重要ですが、それには、それぞれの選手の個性を最大限に伸ばし、名実ともに有能な選手に成長させるべく“育てる”ことができる「育成のスペシャリスト」が不可欠です。特に育成年代はサッカー技術の習得だけではなく、豊かな人間性、社会性を身につけることが、その後の成長に大きく影響します。
現代サッカーがより激しく、よりスピーディーに、よりクリエイティブになっている状況の中で、自らの持つ技術を存分に発揮し、多くの人々を魅了できるプレーヤーになるには、人間としての基本がしっかり形成されている必要があるのです。

スペインサッカーとの連携
近年、飛躍的な進化を見せているスペインサッカーですが、昨年9月にJFA犬飼会長が渡欧した際、スペインサッカー連盟のヴィジャル会長と、日本において育成年代の人間教育と育成指導者の重要性について会談しました。ヴィジャル会長はJFAの考えに強く賛同し、指導者の養成機関の設置にあたって協力すると提言、今回のパートナー契約を締結する運びとなりました。

今後の動き
締結後は、スペインサッカー連盟の視察団(テクニカルスタッフ)が日本の現状を視察し、カリキュラムや研修期間などを具体的に検討することになっています。
なお、この指導者養成機関は2010年4月の開設を目標に進めており、開設した際には、都道府県で育成に携わる指導者やJクラブの育成指導者の皆さんに受講していただきたいと考えています。

世界をリードする育成システムを構築し、世界トップクラスの選手を輩出しているスペインサッカー。それを範に、日本でも有能な指導者を数多く輩出するとともに、育成に関わる指導者のステイタスの向上を目指していきます。そして、「日本式」の育成体制を構築し発展させ、「JFA2005年宣言」に掲げる目標を一日も早く実現したいと考えています。