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高円宮杯U-18サッカーリーグ2011 プレミアリーグ 2011.4.9-
高円宮杯U-18サッカーリーグ2011 プレミアリーグ

チーム紹介

■TEAM PROFILE
今年のチームは、攻撃においては九州高校サッカー(U-17)大会4試合中7点を得点した横山を中心にどこからでもゴールを狙うことができる。守備においてはバランスがよく安定している。オープン攻撃を主体とする戦術をとる。後は気力。プレミアリーグにおいて、自分たちが日々培ってきたものが、どれだけ通用するかを知るうえで有意義な大会として、選手・指導者においても関心の高い大会である。 
■監督コメント
戦術+技術の高さを肌で感じ取り、個々のレベルの向上に繋げていきたい。全チームに胸を借りるつもりで試合に臨みたい。
■代表選手コメント
岩田 淳司
このような素晴らしい環境の中で試合ができる機会を作って頂いたことに感謝したい。その中で将来に繋がる技術と精神力をしっかりと学んでいきたい。

選手紹介

→第7節~第12節追加登録選手


チーム紹介レポート text by 安藤隆人



昨年のプリンスリーグ九州1部を2位で終え、今大会出場権を獲得した。そのときの主軸がごっそりと抜け、今年はチーム力のダウンが懸念された。 しかし、「確かに昨年と比べると、際立った特徴を持った選手はいない。だが、今年のほうがチームとして非常にまとまりがある」と森重潤也監督が語ったように、選手個々が伝統の【4-1-4-1】の布陣の下、自分たちの役割を忠実にこなし、貪欲にゴールを目指していくサッカーを展開する。

 

開幕戦ではそれがはっきりと結果に現れた。今年のチームのポイントは、キックの精度が高いGK渕上隼人、プレーメーカーのMF白井優登、左サイドのチャンスメーカー八坂翔吾、前線のエースストライカー横山大樹がどこまで機能するかだ。渕上のキックは攻撃の起点になるし、白井、八坂、横山にボールが多く経由されることが、チームの攻撃がうまく行っているバロメーターとなる。

守備面ではワンボランチの上田拳太郎と、岩田淳司と田久世涼の両CBがしっかりと後方を固め、ボールを奪うと、素早く前線の横山か白井にクサビを打ち込んで、攻撃をスタートさせる。
左の八坂、右の中野雄貴、そして右サイドバックの藤澤廣明の両サイドが、迷わず飛び出して行き、両サイドの崩しから、最後は横山、白井、そして2シャドーの一角の前田敬志朗が飛び込んで、フィニッシュに持ち込む。攻撃に明確な形があるのが東福岡の最大の強みだ。

前線、中盤にキープレーヤーを置き、彼らを中心にサイドを切り崩して、一気にゴールまで攻めきる。このスタイルはこれまで東福岡という名門校が磨き、築き上げてきたもの。現在は顧問を務めている志波芳則前監督が、このスタイルでチームを全国屈指の強豪に仕立て上げ、1997年には、本山雅志(現・鹿島)、手島和希(元・京都)、千代反田充(現・名古屋)などを擁し、公式戦52試合無敗という、脅威の記録を打ち出した。この年のインターハイ、高円宮杯全日本ユース、選手権と、史上初の高校三冠を達成し、『赤い彗星』の異名を取った。この系譜は森重監督が就任してから、今も尚、脈々と引き継がれている。

「メンタル的にもまだまだ。でも個々がこのリーグで経験を積んで伸びてきてくれれば、面白いチームになる。選手にはリスクを犯しながら、学んでいけと言っている」(森重監督)。

これからも相手がどこであれ、攻撃サッカーを貫く姿勢に変わりはない。楽しみな1年生 も入ってきており、「これから先、レギュラー争いに絡んでくると思う」と森重監督の期待も大きい。これからの伸びシロは非常にあり、将来性豊かなチームに仕上がりつつある。 かつて高校サッカー界を震撼させた『赤い彗星』が、変わらぬ姿勢と存在感で、強豪揃いのリーグを一気に駆け抜けていく。