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スペシャルインタビュー

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「情熱と誇り」を抱き、並み居る強豪を退けて北京オリンピック2008の出場権を勝ち取ったU-22日本代表。
反町康治監督は、北京への切符を手にするまでにどのような課題を乗り越え、チームを成長させてきたのか…。アジア男子サッカー2008最終予選の戦いを振り返ってもらった。

──北京オリンピック出場を決めて、現在の率直な気持ちをお聞かせください。

大会の予選が始まる前からかなり厳しい戦いになるとは感じていましたが、その通りの展開になりました。最終的に北京への切符を勝ち取ることができてホッとしているというのが、率直な感想です。

──2次予選を通じてどのような課題が浮き彫りになりましたか?

2次予選では、すべての試合で先取点を取ることができました。そういう意味では、非常に試合でのリズムはつくりやすかったです。ただ、試合のテンポがちょっとしたことで大きく変わってしまうなど、精神的な部分の高低差がありました。そういう精神面での課題は、最終予選に向けての大きな不安材料でした。
また、Jリーグで常時試合に出ている選手とそうでない選手との間に見られる、ゲーム体力の差も課題でした。
戦術的、技術的な部分では、2次予選ではボールを保持する時間が長かったので、フィニッシュに至るところでのサイドあるいはバイタルエリアでのアタックは、頻繁に意識的に仕掛けることができました。しかし、ゴール前でのアイデアやひらめきは少し足りなかったように思います。

──最終予選が始まるまでの短期間で、どのように克服しようと試みましたか?

まず選手がそれぞれの所属チームで力をつけなければいけないということですね。その中で、一つは対戦相手が決まったので、相手を知るために情報を伝えました。招集する期間がないからといって足踏みしているのではなく、選手個々が所属チームで一生懸命やるということが、最終的には代表チームに呼ばれたときに力を発揮できることにつながるので、そういうことを意識してもらうしかないですよね。

──4カ国トーナメントを経て、最終予選に入っていくわけですが、その間にU-20世代の選手が招集されました。それによってチームに何らかの変化はありましたか?

ずっとおとなしいと言われてきた世代で、本来はそうでもないんですけども、やっぱり殻を破って何かしようというところまではいかなかったんですよね。その点、U-20世代の選手には、自分を表現する、または人に対して物怖じせずにはっきりとものを言う姿勢があり、それがチームにいいように働いたというのはあります。
戦力的にも、先ほど言ったゴール前のアイデアや思い切りの良さを、柏木(陽介/広島)をはじめ、他の選手も表現することができたので、チームにとっても非常にプラスであったと思います。  

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