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スペシャルインタビュー

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5月11日に開幕するAFCフットサル選手権タイ 2008で2年ぶりのアジア制覇を目指すフットサル日本代表。 今回は、チームを率いて5年目となるサッポ監督に、大会への意気込みを語ってもらいました。

──2003年4月に来日、同年11月にフットサル日本代表監督に就任され、今年で5年が経とうとしています。サッポ監督にとって、いまのチームは発展途上なのでしょうか、それともある程度完成されつつあるチームなのでしょうか?

ここ5年間でフットサル日本代表は大きな飛躍を遂げてきました。まだまだ進化の過程ですが、いま代表チームは熟成されたメンバーで構成されていると思います。また、私が監督になってから今日までの期間、2006年にAFCフットサル選手権を一度制覇していますし、それ以外の大会での優勝経験もありますし、世界の強豪国を相手に素晴らしいゲームをしているので、そういう意味では実力をつけてきていると言っていいでしょう。

──ここ1年間を振り返ると、昨年のAFCフットサル選手権では準優勝、さらに今年の3月には世界でもトップレベルのフットサルスペイン代表と対戦しました。現在、世界との差は、どのような部分に感じていますか?

日本の実力は、世界のトップクラスの次の位置にランクづけされるまで成長してきました。ブラジルやスペインなどのトップクラスとの根本的な差というのは、日本の場合、まだフットサルで生活している選手がほとんどいないということ。世界の強豪国には、フットサルで生計を立てている、いわゆるプロ選手が多いのです。

──この5年間で、フットサル日本代表は、どの点において世界の強豪国との距離が縮まったのか?

フィジカル面に関しては、大きな大会の前に集中的に取り組むというような現状なので、その強化が今後の大きな課題と言えるでしょう。もちろん、彼らはクラブでもやっているのでしょうけど、世界の強豪国はプロとして日々鍛えているので、そういう国に負けないためには、これからしっかり取り組まないといけないですね。この数年間で著しく成長したのは、戦術面とメンタル面。どこの国と対戦しても、臆することなく自信を持って立ち向かうことができるようになりました。

──FIFA フットサルワールドカップにおけるスペインの2連覇に見られるように、近年は堅守速攻のチームが勝つ傾向にある。また、最近の強豪国同士の対戦はロースコアになるケースが多いように感じます。サッポ監督は、現在の世界におけるフットサルのトレンドはどう感じているのでしょうか? また、それに対し日本は今後、どのようなフットサルを目指せばいいのでしょうか?

現代フットサルというのは仰る通りだと思います。一言で言ってしまえば、ハードにマークして、ハードに動き回るというフィジカル面と集中力が要求される。スペインは、それを重視したチームです。大きな特徴としては、特定の選手が目立っているというよりも、全員がフォア・ザ・チームの精神で助け合いながら、組織的なフットサルをしています。最近はブラジルもこの点に気づき、組織的になっています。2大会連続でワールドカップのタイトルを逃していますが、技術など様々な要素を考慮すると、ブラジルが世界一でしょう。前回のワールドカップ以降、ブラジルも技術にプラスして組織プレーもできるように変化をしようとしています。日本も同じように、この流れに乗ってチーム作りをしないといけません。そのためにフィジカル面を強化しないといけません。これに関しては、昨年立ち上がったFリーグの力を借りながら、体力作りができるのではないかと期待しています。さらに、今度は下部組織を立ち上げ、基礎となる部分を若い世代に教えていく。これが、今後の日本のフットサルを大きく成長させることになるでしょう。

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