スペシャルインタビュー
──親友のジーコ元日本代表監督からは、日本人との接し方といったことは聞いているんですか?
いまでもジーコとはコミュニケーションを取っていますけど、私にもサッカーやフットサルにおいて長い経験があるので、選手たちとの接し方は得ているつもりです。私が来日した頃は、選手たちは組織化されたチームに所属しておらず、監督に檄を飛ばされながらプレーしているという状況ではありませんでした。だから最初の頃は、私がブラジルでやっていたようにストレートに怒鳴ったりすると、萎縮してしまっていた。日本人はストレートに物事を言われることに慣れてないので、選手たちの気持ちを斟酌しながら、物事を伝えなければならないということを学びましたね。
──ご家族から日本人っぽくなったと言われないですか?

──例えばフットサルをやっていなくても日本に来る可能性はありましたか?
それはわかりませんが、ブラジルにいた頃から特に日本食が好きでしたし、日本の文化が大好きでした。日本に行ってみたいという気持ちはありました。フットサルに携わっていたから来日できたというよりも、私の永遠のアイドルであるジーコと知り合ったからでしょうね。私は彼の推薦でここに来られたわけですから、ジーコには感謝しています。本当に彼がいなければいまの私はありませんから。
──今年はワールドカップもあり、ある意味区切りの年になるかと思います。試合を通じて、ファンやサポーターには、どのようなメッセージを伝えたいですか?
ファンの皆さんには我々を信じてもらいたい。選手たちにも常々、力を惜しまず100%+αを出し切るように取り組めと言っています。そのために我々スタッフや関係者も時間を惜しまず、できるだけいい環境でプレーできるように努力しています。アジア選手権では必ず決勝戦まで進み、さらには優勝を手にすることができるチームだと信じています。今回の壮行試合もそうですが、可能な限りタイにも足を運んでいただき、力を与えていただきたい。アウェイでの戦いとなりますので、厳しい戦いとなるでしょう。そのためにも、みなさんの応援が必要ですので、よろしくお願いします。 ブラジル人がよく使う最後を締めるためのフレーズがあります。それはファンのみなさんへ、温かい気持ちを伝えるための言葉です。日頃の感謝の気持ちを込めて、最後にみなさんに送ります。“みんなに大きなハグを”。