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トピックス

2009/07/11

韓国に敗れ初優勝ならず 2度目の銀メダル
第25回ユニバーシアード競技大会(2009/ベオグラード)女子決勝結果

第25回 ユニバーシアード競技大会(2009/ベオグラード)
女子決勝


2009年7月10日 17:00KO(日本時間11日0:00) 
会場:Partizan St. F.C.

日本代表 1-4(0-2,1-2)韓国代表

メンバー
GK: 菅原 未紗
DF: 田子 亜貴(←76分 長田いづみ)、高橋 奈々、島田 知佳(←65分 北原佳奈)、櫻本 尚子
MF: 井手上 麻子(←42分 小山 季絵)、小野 瞳、高橋 悠(←55分 筏井りさ)、中出 ひかり
FW: 大滝 麻未、松田 典子

(得点)
24分 Ji So Yun (KOR)
39分  So Yun (KOR)
52分 Jeon Ga Eul (KOR)
70分 Jeon Ga Eul (KOR)
89分 Lee Sun Min (KOR) own goal

チームレポート

決勝となったこの試合は、DFラインからシンプルにFWにボールを送り、FWの個の力で突破を図る韓国に対して、日本は前線からのプレスが機能せず、韓国のリズムで試合が進んだ。日本は、ボールを動かしながら突破を試みるが、単調なロングボールが多くなり、身体能力に優れる韓国に対してチャンスをなかなか作り出すことができなかった。
韓国の攻撃に守勢が続く中、24分、日本自陣ペナルティーエリア手前からのFKを直接決められ先制点を奪われる。その後は、組織的な守備で韓国の攻撃を防ぎ、一進一退の攻防が続いた。日本も何度かのシュートチャンスを作るものの、シュートの精度を欠き得点を奪えない。39分、GKのはじいたボールを韓国に決められ前半は0-2で終了。

後半、日本はビルドアップからチャンスを作るものの得点は奪えず、韓国にカウンターから、52分、70分に2失点を喫する。日本は選手交代で活性化を図り、攻撃を繰り返すがシュートの精度を欠き、得点に至らない。89分に中出のクロスをGKがファンブルしオウンゴールとなる。その後も、日本は攻め続けたが得点を奪えず、1-4で試合を終了した。

この試合、日本は相手FWの個の力に対して組織的な守備ができずに失点を重ねた。前線からの守備に始まり、チーム全員が連動して、積極的にプレシャーをかけ続け、組織的にボールを奪うというユニバ代表のサッカーが十分に機能できなかった。組織的な守備を支える「個の力」を向上させるとともに、守備においても「観て、判断してプレーする」ことの重要性が再認識された。攻撃面においても、ボールを受ける前に周りを十分に観ることができないため、コントロールやパスのミスでボールを失う場面が多く見られた。試合を重ねるごとに、観て判断してボールを動かすことができるようになったきたが、厳しいプレスの中でもそのようなプレーを継続できることが大きな課題として挙げられた。

本試合の結果、日本は銀メダルに終わり、ユニバーシアード初制覇の目標を達成することはできなかった。しかし、選手は試合を重ねるごとにプレーの質を高め、個人として、チームとして、またオンザピッチに加えオフザピッチでも意識を高めサッカーに取り組む姿勢を見せてくれた。大会を通じて、選手たちはプレーだけでなく、多くのことを経験し大きく成長してくれた。選手には、決勝で敗れた悔しさを忘れず、また懸命に闘い銀メダルを獲得したことに誇りを持って帰国の途についてもらいたい。

この大会は、女子サッカーと日本サッカーの仲間の皆さん、そして選手とチームを支えてくださった全ての方々のご尽力によって、素晴らしい環境で闘い続けることができました。チーム一同、皆様のご声援とご支援に深く感謝いたしております。本当にありがとうございました。
(報告:ユニバーシアード日本女子代表チーム)