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AFCフットサル選手権2010 第3戦(vsトルクメニスタン)マッチレポート
AFCフットサル選手権2010
第3戦 vsトルクメニスタン戦
2010年5月25日(火)20:00キックオフ(現地時間)
@ウズベキスタンスポーツコンプレックス(ウズベキスタン/タシケント)
日本 1(前半1-0、後半0-0)0 トルクメニスタン
第1戦で中国に5-1、第2戦でイラクに10-1で大勝した日本代表は、予選リーグ最終戦のトルクメニスタンにも1-0で勝利。3戦全勝で決勝トーナメントへと乗り込む。
イラク戦後、ミゲル・ロドリゴ監督はトルクメニスタンについて「明日は全く違うゲームになる。トルクメニスタンはGKを上げて、常にパワープレーをしてくる」と語っていた。
パワープレーとは、GKが上がってパス回しに加わり、数的有利の状態で攻撃するフットサル特有の戦術だ。通常はリードされたチームがゴールを狙うために用いられるが、トルクメニスタンは試合の展開に関わらず、1試合を通じてパワープレーをしてくる。
ロドリゴ監督の予想通り、トルクメニスタンはマイボールになったときは常にパワープレーを行ってきた。日本は数的不利の状態になるため、パス回しを追いかける時間が長くなり、これまでのように早い時間帯でゴールを決めることができない。
ようやく均衡を破ったのは11分、左サイドで今大会好調の上澤貴憲が中央にドリブルで運んで、右足を振り抜く。グラウンダーのシュートがGKの手の先を通ってゴールネットに吸い込まれ、日本が待望の先制点を奪った。
今大会、予選リーグの3試合全てで先制点をスコアしたのが、上澤だ。ロドリゴ監督は「非常に良いプレーをしている。チームの中で最も重要な選手の1人」と上澤のプレーに賞賛を与えた。
しかし、中国戦、イラク戦のようなゴールラッシュとはいかなかった。パワープレーで守備の時間が長くなったことに加えて、日本のシュートはことごとくGKとポストに止められ、1-0で前半を折り返す。
後半も日本が追加点を決めることはできなかったが、トルクメニスタンのパワープレーからのシュートをGK川原永光を中心に凌いでタイムアップ。日本が「難しい試合」(ロドリゴ監督)をしっかりと勝利して、3戦全勝で予選リーグを乗り切った。
日本は5月27日、準々決勝でキルギスと対戦する。キルギスとは2008年にタイで行われた前回大会の準々決勝で、FIFAフットサルワールドカップの出場権を争い、1-0で勝利した相手だ。
「大事なのは先制点を取って、ゲームを優位に運ぶこと」とロドリゴ監督。3試合連続で先制した予選リーグの勢いを持ち込み、勝利をつかみ取ってもらいたい。
フットサル日本代表 ミゲル・ロドリゴ監督
トルクメニスタンは戦前の予想通り、40分間パワープレーをしてきたので、難しい試合になりました。パワープレーは数的不利ですので、シュートを打たれる回数が増えます。私たちもチャンスはたくさん作りましたが、最終的には1点しか取ることができませんでした。何回かあったチャンスを決めていれば、試合展開は変わっていたかもしれません。トルクメニスタンは点を取られた後も前からボールを取りに来ることなく、自陣にずっと引いて守っていました。個人的には、自陣に引いて守り続けたり、ずっとパワープレーをすることはフットサルの面白さを損なうと思っています。キルギスは守備が堅く、苦しいゲームになることは予測しています。大事なのは先制点を取って、ゲームを優位に運ぶことです。
木暮賢一郎選手
3連勝で決勝トーナメントに上がることができたのは良かったし、チームにとっても自信になります。この大会を経験していない選手が多い中で、それぞれの選手が自分なりの手応えをつかめたのではないでしょうか。ただし、次からの試合は今までとは違うものです。ある意味で、AFCフットサル選手権は次の試合から始まるといっても過言ではありません。だから、これまでの3試合がどうとかは忘れて、一旦リセットして、高いモチベーションで臨めるかが全てかなと思います。僕自身も自分の良さを出すところと、ピッチの内外でチームをうまく回すところ、両方をやっていきたい。
高橋健介選手
まずは3連勝できたことは素直にうれしい。アジアの相手はヨーロッパのチームとはまた違って、セオリーにはないことをしてくるチームもある。そういう中で日本は大量得点を求められたり、難しい面もあるけど、まず大事なのはちゃんと勝つこと。そういう点では的確に試合の流れを読みながら、全員が助け合ってプレーしたことが3連勝という結果に現れたのかなと思います。個人的にはシュートチャンスがたくさんあったのに決められなくて申し訳ない。決勝トーナメントではもうちょっと味方との連携面を上げていければいいと思っています。