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トピックス

2010/05/28

AFCフットサル選手権2010 準々決勝(vsキルギス)マッチレポート

AFCフットサル選手権2010

準々決勝 vsキルギス戦

2010年5月27日(木)14:00キックオフ(現地時間)
@ウズベキスタンスポーツコンプレックス(ウズベキスタン/タシケント)

日本 4(前半2-0、後半2-0)0 キルギス

 グループD1位の日本は、グループC2位のキルギスと準々決勝で対戦した。キルギスとは2006年の前回大会でも準々決勝で戦い、そのときは4-0で勝利している。

 日本の優位が予想されたが、ミゲル・ロドリゴ監督「日本の前に行われた試合で優勝候補のタイが中国に敗れました。選手たちにはロッカールームで『自分たちの100%を注ぎ込まないと、ああいうことになる』と話しました」と気持ちを一つにして臨んだ。

 前半から日本はチャンスを量産する。

 2分、上澤貴憲の浮き球のパスを木暮賢一郎がヘディングで落とし、村上哲哉が右足でシュート。完璧に崩した形だったが、シュートはゴール左に外れる。3分にも、村上が右サイドからミドルシュートを放つが、強烈な弾道はクロスバー。5分、右サイド・上澤の縦パスに反応した木暮がパスを折り返し、高橋健介が合わせるが決められない。8分には、小曽戸允哉が右サイドから打ったシュートがまたしてもバーを叩く。

 チャンスは作るが決められない、そんな嫌な空気を払拭したのが小宮山友祐だった。8分、松宮充義のシュートをGKが弾いたところに詰める。最初のシュートはGKに防がれたが、こぼれ球を体に当てて押し込み、ゴールイン。小宮山の気持ちで決めたゴールが日本の貴重な先制点となった。

 その後も、2点目を決めるために攻め続ける日本。11分、自陣左サイドから木暮が裏に出したボールに村上が抜け出すが、シュートはゴールマウスをとらえられない。最大のチャンスは14分、ゴール正面の位置で小曽戸がGKを外してシュートを打つ。誰もがゴールと思ったが、左足で打ったボールはゴール右へそれる。

 待望の追加点が生まれたのは16分、上澤からの縦パスを走り込んだ星がゴール前にマイナスのパス。松宮がうまく合わせた。

 後半も日本は全員が集中力を落とさずにプレー。相手のボール回しには積極的にプレスをかけてパスミスを誘発し、ボールを奪ってから素早くカウンターを仕掛けて相手ゴールを脅かす。そして33分、小曽戸の柔らかいパスに村上が飛び出してシュート。日本が3-0とする。

 タイムアウトを取ったキルギスは、GKをFPに代えて数的有利を作って攻める、パワープレーを仕掛けてくる。「監督がスカウティングで要注意の選手とかを教えてくれたのでやりやすかった」と小曽戸が語ったように、ピンチの場面は皆無。タイムアップ直前にCKから星が4点目。4-0で危なげなくキルギスを下した。

 ロドリゴ監督が「内容的には完璧と言って良かったと思います、あれだけチャンスを作りながら決められなかったのは残念。前半で5-0にできたゲームです」と語ったように、準決勝のイラン戦ではチャンスをしっかりと決めることが勝利の条件となるだろう。

フットサル日本代表 ミゲル・ロドリゴ監督
危険な相手でしたし、簡単な試合ではありませんでした。相手は変わったディフェンスをしてきましたが、木暮、高橋、小曽戸といった選手たちが賢さを発揮してくれました。また、2試合連続で無失点に抑えられたことにも満足しています。なかなかできることではありません。ディフェンスがうまくできた要因は「集中力」に尽きると思います。全員が常に集中してプレーしてくれたことが無失点につながっています。イラン戦に関しては、とにかく勇気を持って自分たちのスタイルを出したい。何も変えることはありません。

小曽戸允哉選手
自分たちが格上と見られる中でのゲームは簡単ではありません。今日はチーム全体で集中してディフェンスができたことが勝利の要因だと思います。今、チームの雰囲気はいいですし、すごくまとまっています。長い遠征や合宿をたくさんする中で、いいグループになってきていると思います。イランは個がすごく強いチームですが、チャンスがあればカウンターやドリブルで仕掛けていきたい。勝つ自信はある? もちろん、試合の前から負けることを考えてはいませんし、やってみないとわかりません。個人的には勝てると思っています。