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AFCフットサル選手権2010 3位決定戦(vs中国)マッチレポート
AFCフットサル選手権2010
2010年5月30日(日)15:00キックオフ(現地時間)
@ウズベキスタンスポーツコンプレックス(ウズベキスタン/タシケント)
日本 6-1(前半3-0) 中国
大会最終日、準決勝でイランに敗れた日本は、ウズベキスタンに敗れた中国との3位決定戦に臨んだ。
日本はGK川原永光、上澤貴憲、村上哲哉、小曽戸允哉、高橋健介とイラン戦と同じ5人が先発に名を連ねる。2分に上澤が放ったミドルシュートを皮切りに、2分にはCKから高橋がヘディング、3分には上澤のキックインから高橋のシュートと中国を攻め立てる。
先制点が生まれたのは4分。左サイドでラインを割ったボールを、中国の守備が整わないうちに木暮と高橋が目で合図して素早くスタート。パスを受けた高橋がGKとの1対1を落ち着いて決めた。常にゴールを狙ってプレーする積極性と、相手のスキを見逃さないしたたかさが光った。
小宮山友祐、木暮賢一郎、松宮充義、星翔太のセットになっても日本のペースは落ちない。7分、木暮がピヴォの星へのクサビにパスを当てて、星がボールをキープする間に外側を回ってリターンパスをシュート。このプレーのように、ピヴォの星にボールを集めた攻撃から高い確率でチャンスが生まれた。
追加点は15分、自陣後方からの上澤のロングパスに木暮が走り込むと、ダイレクトでゴール前の高橋へパス。フリーで待ち構えた高橋が合わせて、この日2点目を挙げた。さらには16分、こぼれ球を上澤がワンタッチで前線の村上に送ると、村上は左足でコースを狙ったシュート。これが決まって3-0。
タイムアウトを取った中国は、前半からGKをFPにして5人でパスを回すパワープレーを仕掛けて来る。日本は4人が集中してディフェンスし、3点のリードを保ったまま前半を折り返す。
後半開始からパワープレーをしてきた中国に対して、開始早々に失点を喫した日本だったが、チームが崩れることはなかった。24分、中国のパワープレーからのシュートをブロックすると、小曽戸が浮き球をコントロールしてハーフラインからロングシュート。これが決まって日本が再び3点差とする。
中国がパワープレーをしてきたことで守備をする時間が長くなった日本だったが、26分に中国の選手が退場し、数的優位(※1)になったチャンスを生かす。27分、高橋が2人を引きつけて右サイドの木暮にパスし、木暮がダイレクトでファーサイドの松宮に合わせて5-1。
試合終了6秒前、中国の6つめのファウルによって第2PK(※2)が日本に与えられる。チーム最年少の滝田学がゴール右下に決めてダメ押し。自分から第2PKキッカーに名乗りを挙げた滝田の積極性は頼もしい。
日本は中国との“再戦”を6-1と1戦目を上回るスコアで勝利し、前回大会に引き続き3位で大会を終えた。ロドリゴ監督は「イランに勝てなかったダメージは大きかったですが、それを乗り越えられたことが勝利につながった」と笑顔で語った。
なお、決勝ではイランが開催国のウズベキスタンを8-3で下し、AFCフットサル選手権で10度目の優勝を果たした。
※1……退場した後、プレーイングタイムで2分間が経過したら、退場した選手以外の選手を補充できる。また、失点した場合はその時点で補充できる。
※2……前半、後半でそれぞれ直接FKになるファウルの数がカウントされ、被ファウルが6回目以降は第2PKスポット(第2PKより前方でファウルを受けた場合は、ファウルを受けた場所か第2PKスポットかを選べる)から壁なしのPKが与えられる。
フットサル日本代表 ミゲル・ロドリゴ監督
試合前に選手たちに言ったのは、こういう試合では思いの強いほうが勝つということです。3位決定戦を戦うには厳しい状態であったことは確かです。イランに勝てなかったダメージは大きかったですが、それを乗り越えられたことが勝利につながったと思っています。最初の1分から100%のゲームをすることができました。今回のチームは様々な面で「若い」ところがあります。ですので、毎試合何かを感じて、レベルアップしていくことが必要です。今大会で最も大きかったのは準決勝のイラン戦でしょう。イランとは2年後のAFCフットサル選手権まで真剣勝負で戦うチャンスはありませんが、そのときはもっと良い戦いを見せられるように強化を行っていきたいと思います。