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トピックス

2010/11/19

なでしこジャパン 第16回アジア競技大会2010広州
グループステージ第2戦(vs朝鮮民主主義人民共和国)マッチレポート

第16回アジア競技大会2010広州
グループステージ第2戦(vs朝鮮民主主義人民共和国)試合結果

なでしこジャパン 0-0 朝鮮民主主義人民共和国代表

なでしこvs朝鮮民主主義人民共和国

4年前のドーハ大会決勝の舞台でPKの末敗れた朝鮮民主主義人民共和国に、リベンジを誓ったなでしこジャパン。グループステージ第2戦は、お互い一歩も譲らない拮抗したゲーム展開で、0-0の引き分けに終わった。しかし、前回大会と比較すると王者との差はわずか、勝機は日本にも十分にあった。

佐々木監督は、第1戦のタイ戦の先発から5人を入れ替えた布陣で挑んだ。立ち上がりこそ相手のスピードとパワーに押されぎみだったが、前半8分に大野がタイミングの良い飛び出しから惜しいシュートを放つと、チームに落ち着きが戻った。技術で上回る日本は、持ち前の組織立ったサッカーで有効な攻撃の形を作り互角以上の戦いを見せたが、ラストパスが雑になりゴールには至らない。

なでしこvs朝鮮民主主義人民共和国

なでしこたちの健闘が朝鮮民主主義人民共和国を本気にさせた。後半に入ると、前半とは明らかにレベルが違う、迫力ある攻撃で日本に襲いかかってきた。そんな中、存在感を示したのはベテランGKの山郷だった。若い守備陣に声をかけ鼓舞し続け、27、28、30分と立て続けに向かえた相手FWと1対1のピンチ場面で、好セーブを連発してゴールを阻止。孤軍奮闘の活躍はチームに勇気を与えた。それに得点で応えようと攻撃陣も最後までゴールを狙うが、終了間際の宮間の直接FKは、ゴール左上の完ぺきなコースに飛ぶも、右手を伸ばした相手GKに惜しくも防がれた。

なでしこvs朝鮮民主主義人民共和国

「世界レベルの相手」と佐々木監督が評する強敵の朝鮮民主主義人民共和国との戦いを終え、若きDFリーダーの熊谷は「無失点で抑えられたことが自信になった」と語った。去り際に澤が残した、「(相手は)4年前の方がレベルが高かった」という言葉が、新たな戦力を加え4年間成長を続けてきた、なでしこジャパンを物語っていた。

朝鮮民主主義人民共和国を得失点で上回り、グループB1位通過となった日本は、20日の準決勝で開催国の中国(グループA2位)と戦う。敵地の広州で厳しい戦いが予想されるが、なでしこたちの目指す場所はさらに上。「目標は金」(澤)。ここで歩みを止めるわけにはいかない。