JFA|日本サッカー協会  Japan Football Association
JFAへの登録リンクENGLISHRSS
前へ 最新へ 月別へ 次へ

トピックス

2012/05/28

グループリーグ無傷の3連勝で準々決勝へ
AFCフットサル選手権UAE2012 グループB第3戦 vs.チャイニーズ・タイペイ代表戦マッチレポート

AFCフットサル選手権UAE2012
2012年5月27日(日)12:00キックオフ(現地時間)
@アル・ワスルスタジアム(アラブ首長国連邦/ドバイ)  

日本代表 6 ( 1-1 , 5-0 ) 1 チャイニーズ・タイペイ代表

画像の説明

得点経過
6分 0-1 LO,CHIH-EN(チャイニーズ・タイペイ)
11分 1-1 逸見勝利ラファエル(日本)
21分 2-1 逸見勝利ラファエル(日本)
28分 3-1 小宮山友祐(日本)
31分 4-1 木暮賢一郎(日本)
33分 5-1 小曽戸允哉(日本)
35分 6-1 村上哲哉(日本)  

画像の説明

 すでにグループリーグ1位突破を決めている日本。

 ミゲル・ロドリゴ監督はチャイニーズ・タイペイ戦の先発GKにこれまで出番のなかった冨金原徹を起用した。日本は滝田学、北原亘、高橋健介、そして逸見勝利ラファエル、そして冨金原の5人で試合をスタートさせる。

画像の説明

 日本はボールを保持し、決定機をつくるなど試合を優位に進めていたが、先制点をチャイニーズ・タイペイに奪われてしまった。チャイニーズ・タイペイは日本のコーナーキックのボールをそのまま速攻に結びつけ、得点を奪った。チャイニーズ・タイペイの見事なカウンターだった。

 先制点を奪われた日本だが、試合の主導権までは譲らない。日本はパスを回し、何度もシュートまで持ち込んだ。しかし、フィニッシュの精度を欠き、スコアボードを動かすことができない。またチャイニーズ・タイペイの徹底的に退いたディフェンスと鋭いカウンターに手を焼いていた。

画像の説明

 そんな状況下で、日本に同点ゴールが生まれたのは11分。コーナーキックから逸見勝利ラファエルが豪快に叩きこむ。セットプレーはスペイン人指揮官が率いる日本の最大の武器だ。日本のセットプレーの精度は高い。なかなか思い通りに進まない試合で日本に光明をもたらしたのはセットプレーだった。
 逸見の得点で同点とし、ハーフタイムを迎えた。

画像の説明

 ただハームタイムの前に試合のポイントなる大きな変化が日本にあった。日本は前半終盤から前線からのプレスをやめ、ディフェンスラインを下げた。これによりチャイニーズ・タイペイは効果的なカウンターを繰り出すことができなくなった。なぜならディフェンスラインが下がり、カウンターを仕掛けるスペースがなくなかったからだ。  

画像の説明

画像の説明

画像の説明

 日本はなす術がなくなったチャイニーズ・タイペイから後半早々に逆転ゴールを奪った。またもコーナーキックから逸見が決めたものだった。試合を重ねるごとに日本のセットプレーの精度は上がっている。   

 逆転に成功した日本は、その後も攻撃の手を緩めなかった。体力が落ち、集中力も低下したチャイニーズ・タイペイに対して、小宮山友祐、木暮賢一郎、小曽戸允哉、そして村上哲哉が次々とゴールを重ねる。

画像の説明

 特に小曽戸のゴールは美しかった。左サイドでパスを受けた小曽戸。ドリブルが得意な彼は切り返しでディフェンスを抜き去り、見事なコントロールシュートを決めた。

 試合の様相は前半とは全く違うものとなった。ミゲル監督の指示でディフェンスラインを下げた日本。その采配がこの試合の大きな転機となったと言える。
 日本は6-1でチャイニーズ・タイペイに快勝。グループリーグ3連勝を飾った。

 グループBを首位で通過した日本は準々決勝でグループA2位のキルギスタンと対戦することになった。日本は29日(火)に行われるこの準々決勝に勝利すれば、11月にタイで行われるFIFAワールドカップ本大会の出場が決まる。   


フットサル日本代表 ミゲル・ロドリゴ監督

画像の説明

 まずはチャイニーズ・タイペイの前半のパフォーマンスを讃えたいと思います。彼らはとてもコンパクトで組織化されたディフェンスでした。私たちにとってそれは大きな困難となりました。データでは日本が17本シュートを放ち、相手チームは1本でした。チャイニーズ・タイペイは1本のシュートを得点につなげていました。

 試合のポイントとなったのは後半のディフェンスシステムの変更です。前半は前線からプレスを仕掛けていましたが、ロングパスをされていました。後半はハーフウェイラインで待つことにし、ボールを奪ってから、速い攻撃を仕掛けることにしました。また前半決まらなかったシュートが後半は決まりました。2つ目のポイントはセットプレーでした。

 昨日言ったことをもう1度繰り返します。もはや簡単なライバルはどこにもいません。アジアのフットサルは進化しています。全ての監督が研究をし、全ての選手たちが向上しています。勝利するために苦労をしなければいけません。これはフットサルにとっていいことだと思いますし、ひとりのフットサルに携わる人間として嬉しいことです。アジアのフットサルは欧州、そして南米との距離を縮めています。