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トピックス

2012/07/29

なでしこ監督、引分けもプレーの向上に手ごたえ

なでしこジャパン日本女子代表チームの佐々木則夫監督は、0-0の引分けながらもチームのグループステージ突破を決めたスウェーデン戦のパフォーマンスを、「この次につながる」と評価した。

「結果が出なかったのは残念。ミスもあったが、カナダ戦よりも攻撃も守備も非常によくやってくれた」と佐々木監督は言い、中でも、安定したプレーで無失点に押さえたバックラインの働きを褒めた。
「センターバック2枚とGKを中心に、非常に良くエースの8番(シェリン)を封じながら、両サイドがしっかり攻撃に加わり、ボランチもなんとか攻撃に関わりながらよく頑張ってくれた。選手は次につながるゲームをやってくれた。」

また、なでしこ指揮官は、「後半はお互いスペクタクルな、その中でどっちが勝つかというような戦い方になったが、攻撃するときは思い切って点を取りに行く姿勢というのは、非常に評価しているし、(相手の)カウンターにもよく耐えてくれた」と振り返った。
さらに佐々木監督は、選手のピッチ外での取り組みを称賛して、こう続けた。
「この2日間、選手たちがトレーニング以外にミーティングを個々やグループでやっていた。その成果が今日の試合に出ていたと思う。だから、勝たせてやりたかったが、スウェーデンも非常に手ごわい相手。なかなかそうはいかなかった。」

MF阪口は、「チャンスがたくさん、後半等にあったと思いますけど、守備が頑張って守ってくれたのに点がとれなかったというのは、反省しなくちゃいけない。でも、まあ、負けてはいないので、次につながったと思います」とコメントした。
FW大野は、「一点でも多くとらなきゃいけないという戦いなので、そういう意味では今日も決定機はありましたし、自分たちがきめなきゃいけないと思います。得点の部分ではもう少しこだわらなくては行けないかなと思います」と葉ました。
GK福元は、「危ないシーンもあったんですけど、ディフェンスが集中を切らさず、いいディフェンスをしていたので失点しなかったと思います。」とコメントした。

***
スウェーデン戦終了から数時間後、F組3位以上が決まっていた日本のグループステージ突破が確定した。
ベスト8には3グループの各2位までと3位のうち成績上位2チームが進むが、この日、E組でブラジルに0-1で敗れたニュージーランドと、開催国イギリスに敗れたカメルーンが共に2試合を終えて勝点0。それぞれ最終戦に勝っても勝点3にとどまり、日本を上回ることはなくなった。
「グループステージ2戦目で決勝トーナメント進出が決まったことはチームの励みになるし、メダルにワンステップ近づいたと思う。しかし、ここからがメダルをかけた本当の勝負。次はもっといい準備をして、南アフリカと今日よりもいいゲームをして、勝点3を狙いに行く」と気を引き締めていた。

文:木ノ原 句望