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トピックス

2012/08/03

佐々木監督、ブラジル戦へなでしこの準備に自信

なでしこジャパン日本女子代表は、ロンドン・オリンピック女子サッカーで初の金メダルを目指して8月3日の準々決勝でブラジルと対戦するが、佐々木則夫監督は「一人の選手も欠けることなく、良い準備をしてきた」と、準備に自信を見せた。

日本女子代表チームは、2日の午前中にカーディフ大学のグランドで冒頭15分以外を非公開として最終調整を行った。

ブラジルとは今年4月の神戸での国際親善試合での4-1勝利を含めて、これまでの通算成績は日本の3勝1分2敗。
5年連続でFIFA世界女子最高選手に選ばれたFWマルタを筆頭に、スキルとスピードを兼ね備えた攻撃的な選手を揃える。2004年アテネ大会、2008年北京大会の2大会連続で銀メダルを獲得したが、オリンピック金メダルは未獲得だ。

佐々木監督は、「われわれは全員が攻守にアクションするスタイルで、守備で連動しながら全員で戦い、ベスト4に向かっていきたい」と話し、勝利への強い執着心が試合を分けるという見解を示した。
「明日は、絶対勝つという思いがどれだけ強いかだと思うが、これはなでしこの強みでもある。選手、スタッフ一丸となって、必ず勝とうという強い気持ちを持っている」と精神面での準備にも自信を見せた。

かつてアメリカプロリーグのLAソルで、ブラジル代表FWマルタと共にプレーしていたMF宮間も、精神面でのアプローチの重要性を説いた。
「ブラジルは個の力が強いチーム。いい守備からいい攻撃をして戦いたい。勝ちたいと思う気持ちが強いほうが勝つ。そこだけは、なでしこは譲れないものを持っている。今まで積み上げてきたことを失敗を恐れずにやるだけ。今大会を通じて、今までで最高の試合をしたい。」

ブラジルとの対戦は楽しみと言うMF澤は、「一人ひとりのレベルが高く、個人技もある。マルタ、クリスチアーニといった選手に注意が必要だけれど、それだけでなく他にもいい選手がたくさんいる。全体で、体を張って守りたい。しっかり声をかけて守り、そのうえで得点を意識して、どんな点でもいいのでゴールを揺らしたい。こういった場面で、勝負強さや経験が生かされる」と話した。

この一戦に勝てば、北京大会に続いて2大会連続での準決勝進出になり、ロンドン・ウェンブリースタジアムでの試合が待つ。

DF岩清水は言う。「ここからが本当の勝負。相手のツートップは世界トップレベル。抑える楽しみもあるが、脅威でもある。マルタ選手の素晴らしい左足、ドリブルの緩急をケアしたい。カバーしあいながら、後ろは失点0でいきたい。」

GK福元は、今大会で試合を経て、守備陣との連係に手ごたえを感じている。「ディフェンスとの連携も試合ごとによくなっている。ブラジルは一人や二人の選手ではなく、前線の選手がテクニック、スピードを兼ね備えている。相手にスペースと時間を与えないようにしたい」と話した。

日本対ブラジル戦は現地時間3日午後5時(日本時間4日午前1時)キックオフの予定。



文:木ノ原 句望