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トピックス

2012/08/06

目の前の敵に集中を
なでしこジャパン 準決勝 フランス戦前日コメント

なでしこジャパン日本女子代表チームの佐々木則夫監督は8月5日、メダル確定まであと1勝となったロンドン・オリンピック準決勝のフランス戦を前に、この1試合に集中して臨みたいと抱負を語った。

2大会連続でベスト4進出した日本女子代表チームだが、前回の北京大会ではメダル獲得まであと一歩のところで敗れ、最終的には4位で終わった。二の轍を踏まず、今大会の目標にしている金メダル獲得のためにも、ロンドン・ウェンブリースタジアムで行われる、この1試合は落とせない。

佐々木監督は、「ウェンブリーという、素晴らしいピッチでチャレンジできることに、ここまで精進してきた選手たちに感謝している。U-23日本代表の関塚さんと4月下旬の抽選会で、2人で共にここに立とうと約束した。それが実現したことも嬉しく思う。1試合だけでなく、2試合やりたい」と意気込み、「明日の試合は、メダル云々ではなく、まず目の前の敵に勝つということを意識したい。自分たちのサッカーをとことん、やり尽くすことが重要」と話した。

フランスは大会開幕直前のパリで強化試合を戦って2-0で敗れており、通算成績は日本の2勝3敗。だが、大会前の対戦後のチームの成長に、なでしこ指揮官は手ごたえと自信を感じている。
「チームワークが整っているからこそ、ここまで来られた。全員でピッチに立てるコンディションをつくるため、自己管理に努めている選手たち、メディカルチーム、スタッフに感謝したい」と言い、「メンタル面やコンディションで、選手たちには過剰ではない自信があるのだと思う。チームでやることを徹底できている」と指摘した。
フランス対策はすでに相手を分析の上、準備万端だと話し、「最後まで勝つという強い気持ちを、なでしこは持っている。ミスがあっても全員がカバーしあい、チーム全体で勝つ姿勢を明日も見せたい」と話した。

準々決勝を戦ったカーディフから移動を含めて中2日しかないが、FW大野は「チームもいい準備ができている。(前回の対戦では)ゴール前まで行くシーンも多かったし、あとは決めるだけ。すごく楽しみにしている」と話した。

MF宮間はメダルを逃した4年前の大会以降のチームと選手の成長を、「海外で戦っている若い選手がいたり、サッカーの幅も質も変わっている」と指摘。「選手村に入ってオリンピックムードが高まっている。メダルを手にした選手が歩いている環境のなかで、さらに身近に感じている。明日は、ブラジル戦以上の試合をみんなでしたい」と意気込んだ。

MF澤も重要な一戦への準備は整っていると強調した。
「準々決勝戦が終わったあとからすぐに、フランス戦に向けて選手間で話し始めた。フランスには大会前の親善試合で負けてくやしい思いをしているので、リベンジしたい。(準々決勝の)ブラジル戦同様、11人だけじゃなく、全員で力をあわせてやりたい。攻守ともに全力で、チームに貢献したい」と抱負を語った。

日本対フランス戦は現地時間8月6日午後5時(日本時間7日午前1時)にキックオフの予定だ。

文:木ノ原 句望