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トピックス

2012/08/10

なでしこ監督、「選手を誇りに思う」

なでしこジャパン日本女子代表チームの佐々木則夫監督は8月9日、ロンドン・オリンピック決勝でアメリカとの激戦に2-1で惜敗して銀メダルに終わった選手たちを「誇りに思う」と話し、選手たちの努力に感謝の気持ちを表した。
「選手たちはこの大会で一番いいゲーム、決勝にふさわしいゲームを正々堂々としてくれた。アメリカという素晴らしいチームを相手にスコアも内容も良かった。(金メダルという)結果はでなかったが、選手たちを誇りに思うし、ご苦労様と言いたい」と、試合後に佐々木監督は話した。

試合前のミーティングでは「今日は仕上げだ。失敗を怖がらずに自分たちのサッカーをしよう」と言って送り出したと言う。
前半8分、後半9分に失点して2-0リードを許したが、後半18分にFW大儀見のゴールで1点を返し、その後も交代枠をフルに使ってMF田中、FW岩渕、FW丸山を投入して反撃を試み続けた。後半38分には岩渕が相手ボールを奪って鋭いシュートを放つ場面もあった。
指揮官は交代によるシフトチェンジなどを、「僕自身の簡単なコメントだけ対応してくれた」と言い、「岩渕がなでしこの奇跡を起こせれば面白かったが、もう少しだった」と残念がった。

なでしこ

試合後、ピッチの上で円陣を組んで最後を締めたが、「選手たちにも感謝して、『自信を持って銀メダルを胸にかけて帰ろう』と話した。本当に選手たちにはそういう思いも通じているし、自分たちも『やった』という気持ちがあると思う」と言った。
主将としてチームを引っ張ったMF宮間について訊かれると、「右サイドで普段とは少ししっくりこないポジションでも、フォア・ザ・チームのために戦術を共有しながらチームワークをつくってくれる。ピッチ内外のことを非常によくやってくれた。僕よりも、彼女自身が一番疲れたと思う。感謝しています」と話した。

宮間は「ここまでこられたことに、本当にスタッフをはじめ、自分の仲間たちに感謝している。本当にありがとうの一言しかない。サッカーの試合っていうのは最後まで何が起きるか分からないので、最後まで誰も諦めてなかったですし、1つでも決まっていればまた違った展開になっていたと思う」と悔しさも滲ませた。

なでしこ

澤は、「2点取られてチームメートにもまずは1点って声を掛けて、本当に最後まで諦めずに戦っていましたし、自分自身も点を取りに行っていた」と振り返り、「日本代表に入ってからずっと五輪でのメダルという目標を掲げてずっとやってきた。一番輝く色の金メダルを取れなかったことはすごく残念ですけど、最高の舞台で最高の仲間と最高の相手と戦えて、本当に良かった。佐々木監督をはじめたくさんのスタッフの方々と一緒にここに立てたことを感謝したい」と話した。

なでしこ



文:木ノ原 句望