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トピックス

2012/08/11

日本男子、韓国に敗れてメダル逃す

日本男子五輪代表チームは8月10日、カーディフで行われたロンドン・オリンピック男子サッカー3位決定戦で韓国に2-0で敗れ、1968年メキシコ大会以来の銅メダル獲得はならなかった。
韓国は元Jリーグで活躍した洪明甫監督の下、サッカーで初のメダルを9度目の出場で獲得した。

準決勝のメキシコ戦と同じ先発メンバーで臨んだ日本は、荒れたピッチに苦しみながらも、ボランチの扇原から右サイドのMF清武へ、大きく展開するボールを送るなどで相手サイドのスペースを送るなど、徐々に攻撃のリズムをつかむ。

U-23日本代表

前半17分には左CKにDF鈴木が競り合って落としたボールをMF東が右足でとらえるが、ボールはバーの上を泳ぐ。前半27分には、左から清武がシュートを放つが相手GKに阻まれ、そのリバウンドを逆サイドの東が拾って狙うが、ボールはポスト外に逸れる。前半35分には、FW大津が倒されて得たFKから、MF山口がミドルレンジから狙うが、相手DFに弾かれた。

U-23日本代表

しかし、カウンターのワンプレーで流れが変わった。
前半37分、大津が左サイドを攻め込むが相手に囲まれてボールを失う。それを相手DFが大きくクリア。前線にいたFWパク・チュヨンが受けてドリブルで切り込み、日本DF3人をかわして右足で先制ゴールを決めた。
先制ゴールの勢いで動きがよくなった韓国は、その2分後にも最終ラインからのロングボールが日本DFに跳ね返されたところを拾ってユン・スキョンがペナルティボックス外からシュートを狙い、わずかにポスト左へ流れた。

韓国は徹底してロングボールを使用して、日本ゴール近くでセカンドボールを拾って手数をかけずにゴールを狙う。2点目も1点目と似たような、ロングボールでの展開によるものだった。
後半12分、GKからのロングボールをパク・チュヨンがDF吉田と競り合いながら後ろに流し、パク・ジョンウがそれを捉えてペナルティボックスへ切り込み、右足を振り抜いた。
韓国は、その3分後にもC大阪MFキム・ボギョン、FWチ・ドンウンの連続ショットで日本ゴールを脅かした。

日本は後半14分に扇原に代えてMF山村、その3分後には東に代えて杉本を、後半25分にはFW永井に代えてMF宇佐美を投入して反撃の機会をうかがう。
後半23分には山村からゴール前へのスルーが出て大津が反応するが、相手GKがボールを抑えた。
さらに、後半43分には左CKにDF吉田が頭で合わせてゴールネットを揺らすが、ファウルがあったとしてゴールは認められず、無得点のまま、試合は終了。日本のロンドン・オリンピックの闘いが終わった。



文:木ノ原 句望