JFA|日本サッカー協会  Japan Football Association
JFAへの登録リンクENGLISHRSS
前へ 最新へ 月別へ

トピックス

2012/08/12

関塚監督、選手の健闘に感謝

日本男子五輪代表チームは8月10日、ロンドン・オリンピック3位決定戦で韓国に敗れて銅メダル獲得を逃したが、関塚隆監督は最後まで目標に向かって戦い抜いた選手たちの努力を称え、感謝を示した。
勝てば日本にとって44年ぶりの銅メダル獲得だったが、日本は韓国のカウンターにやられて2-0で敗戦。1996年に23歳以下の大会に設定されて以降5大会目となったロンドン大会を4位で終えた。

画像の説明

「ここまで勝ち抜いてきたので、選手にメダルを獲らせてあげたかった。それができなくて本当に残念」と関塚監督は、試合後に無念の表情を浮かべた。
「我々の形に持っていこうと、しっかりとボールを落ちつかせて、ボールを動かしてチャンスをうかがっていた。セットプレーも何本かいいシュートもあって、決して我々が完全に押されたというわけではなかったが、韓国のディフェンスラインを崩し切ることができなかった」と話し、勝敗の分かれ目については、「決定力」を挙げ、「彼らは一発のチャンスをものにした」と指摘した。

一方、韓国の洪明甫監督は、自身がJリーグでプレーした経験を踏まえて日本対策を練ったと言い、「いかに日本に日本らしいプレーをさせないようにするか」を考えて、自らの選手らにワイドで深みを持たせてプレーするようにしたと話した。

関塚監督は、オーバーエイジで参加して主将を務めたDF吉田について訊かれると、「リーダーシップを持って非常によくやってくれた。それだけの選手だと思うし、それだけの存在感を我々のチームにもたらしてくれた。(DF徳永と共にオーバーエイジで)彼らが入ったことで、ディフェンスの細かな部分、ピッチの中で選手が感じる部分は非常に大きかった」と答えた。

チームは今回の五輪を目指して発足直後の2011年11月、アジア大会優勝。そこから今大会まで五輪予選を含めて戦いを進め、本大会では日本にとって1968年メキシコ五輪以降初めてとなるメダルをかけた試合を戦った。
関塚監督は、「2010年から、この五輪でのメダルを目指してやってきた。今日そこに手が届かなかったのは非常に残念。だが、若い選手は非常に伸びるし成長もある。(2年間に)メンバーも変わってきた中で、1つの目標に向かってこの2年間をやれたことは、関係者に、そして選手に感謝している」と言った。そして、「五輪で6試合やったことは必ず活かされる。この悔しさを忘れずに、これからもっともっと成長してほしい」と言葉を結んだ。

文:木ノ原 句望