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トピックス

2012/09/14

【U-16日本代表】
AFC U-16選手権イラン2012 直前キャンプレポート No.1

U-16日本代表は、9月23日に開幕を迎える『AFC U-16 Championship2012』に臨みます。その準備としてイランと同じ高地であるアルメニアでのキャンプを行います。

9月10日(月)

千葉県成田市に集まった23名の選手達は、吉武監督の提案により成田山新勝寺に必勝祈願を行いました。

U-16日本代表

U-16日本代表

選手達は心静かにAFC選手権での必勝とケガなく大会を終えることをお祈りしました。

U-16日本代表

ホテルでは、出発前のミーティングを行いました。ロンドンオリンピックの卓球女子団体戦の一体感を題材にディスカッションしました。これから始まる1ヶ月に及ぶ遠征で「一体感」がカギになることを再確認しました。


9月11日(火)

UAE/ドバイを経由し、昼前に今回のキャンプ地であるアルメニアの首都/エレバンに到着しました。今回のキャンプ地はエレバン郊外のZepyur Sports Complex。高地順化を進めるために標高1800mでのキャンプをスタートしました。

U-16日本代表

午後4時からは早速トレーニングを開始。並木アスレティックトレーナーの指示の元、入念なストレッチを行い、心拍数を管理しながらのランニングを行いました。

U-16日本代表

気温は15℃と肌寒く感じる中でのトレーニングでした。

U-16日本代表

夕食後行われたミーティングでは、ロンドンオリンピックの体操男子・内村航平選手がどの様に「緊張」と付き合って好成績を残したのかを考え、話し合いをしました。1回1回の練習に試合と同じ気持ちで臨むことをチーム全員で確認しました。


9月12日(水)

午前中は、昨日に引き続きランニングを中心としたメニューから始まりました。
途中、アジリティのトレーニングでは、選手達が自主的に声を出し、活気のある練習のスタートとなりました。

U-16日本代表

午前中の最後は紅白戦を行いました。選手達は長旅の疲れを感じない動きを見せてくれました。

U-16日本代表

U-16日本代表
(途中ゲームを止めて指示を出す吉武監督)

U-16日本代表

練習後、中盤の選手を集めファーストタッチのボールの置き所について厳しい要求が出されました。

U-16日本代表
(クーリングダウン前に体幹トレーニングをする選手達)

U-16日本代表
(クーリングダウンの様子。疲れを残さないよう、念入りに行います)

昼休みには、98年フランスワールドカップ時のフランス代表を追ったドキュメンタリー『トリコロールたちとの日々』を鑑賞。フランス代表がいかに一戦一戦を大事に戦い、大会を通じて成長していったのかを見て、自分達の姿と重ね合わせました。

一日も早く時差を解消できるようにチーム全員で様々なプログラムに取り組んでいます。

U-16日本代表
<『トリコロールたちとの日々』を見て選手の感想>
林瑞輝選手(ガンバ大阪ユース)
「自国開催のワールドカップでプレッシャーもあったけど、それさえも力に変えて戦っていたのはすごいと思った」

杉森考起選手(名古屋グランパスU15)
「ONとOFFの切り替えがうまく、選手同士での話がしっかりできていると思った。そういうところはこのチームでも見習っていこうと思う」

大西勇輝選手(京都サンガF.C.U-18)
「“明るい”ことは上に行く条件だと思った。チームとして同じ目標に向かうということが大切だと思った」

吉武監督からは、「このような快挙は、今日言って明日できるものではない。ひとつひとつのことに心を込めてやっていかなければならない。少しずつの積み重ねを大切にしていきたい。最高(決勝)の場所に立つという責任、プレッシャーを跳ね返す技術には目を見張るものがある。自分達はできるというイメージを持つことが大事」とコメントしていました。

午後のトレーニングは2グループに分かれて行いました。
1グループは、吉武監督・江尻コーチ主導によるDFラインの上げ下げ、サイドにボールが入った時の身体の向きの確認、もう一方は、ゴムチューブを使った補強トレーニングを行いました。

U-16日本代表
(選手に指示を出す江尻コーチ)

U-16日本代表
(厳しいトレーニングも選手達同士で声を掛け合い、積極的に取り組んでいました)

U-16日本代表

U-16日本代表

最後は午前中と同じく紅白戦を行いました。

U-16日本代表

夕食後のミーティングでは、羽生棋士を特集した将棋のドキュメンタリーを鑑賞しました。
サッカーにも通じる“大局観”そして雑念なく無心で臨む“玲瓏”につき考えました。
90分の試合の中で、「今何が起きているのか?どういう流れなのか」を感じながらサッカーをするということを学びました。


選手インタビュー

杉本太郎選手 No.8 帝京大可児高校
―いよいよAFC選手権に向けたキャンプが始まりましたね。今のお気持ちは?
「絶対に本大会に出場しなくてはならないという強い責任感を感じています。
楽しみな気持ちでいっぱいです」

―大会に向けてこのキャンプで取り組むことを教えてください。
「先ずは高地順化を進めることです。トレーニングではゴール前の質を上げる為に、イメージを共有しながら、タイミングを合わせることに取り組みたいです」

―日本で応援してくれる方に一言。
「来年のワールドカップに行けるように全力で戦いますので、応援よろしくお願いします」

中谷進之介選手 No.3 柏レイソルU-18
―所属チームでの連戦を終えて、キャンプに参加となりましたが、心身のコンディションはいかがですか?
「疲れはありましたが、高地に早く馴れるという事でアルメニアに来ていますし、チームの仲間と一緒に多くの時間を過ごせてとても充実しています」

―中谷選手も含め高校2年生の選手が4名いますが、チーム内での役割はどのように考えていますか?
「自分達が積極的に、言葉より態度で他の選手を引っ張っていければ良いと考えています。真摯に毎日のトレーニングに取り組みたいと思います」

―日本で応援してくれる方に一言。
「厳しいグループに入っていますが、逆に楽しみな気持ちでいっぱいです。自分たちのサッカーを信じて戦えば、必ずワールドカップに行けると確信しています。応援よろしくお願いします」