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トピックス

2012/10/06

【U-17日本女子代表】
FIFA U-17女子ワールドカップアゼルバイジャン2012
準々決勝 ガーナ戦 試合結果・コメント

2012年10月5日 20:00キックオフ(現地時間)
@8km Stadium

U-17日本女子代表 0-1(前半0-0) U-17ガーナ女子代表

U-17

得点経過
53分 失点

スターティングメンバー
GK
12 平尾知佳(JFAアカデミー福島)
DF
15 小島美玖(JFAアカデミー福島)
3 三宅史織(JFAアカデミー福島)
4 乗松瑠華(JFAアカデミー福島)
13 清水梨紗(日テレ・メニーナ)
MF
6 中村みづき(浦和レッズレディースユース)
11 隅田凜(日テレ・ベレーザ)
16 井上綾香(河内SCジュベニール)
17 長谷川唯(日テレ・メニーナ)
9 成宮唯(JFAアカデミー福島)(Cup)
FW
10 増矢理花(JFAアカデミー福島)

サブメンバー
GK
1 井上ねね(JFAアカデミー福島)
21 小高愛理(日ノ本学園高等学校)
DF
14 松原有沙(大商学園高等学校)
2 石井咲希(浦和レッズレディースユース)
5 万屋美穂(日ノ本学園高等学校)
MF
8 伊藤美紀(常盤木学園高等学校)
19 西川彩華(常盤木学園高等学校)
18 籾木結花(日テレ・ベレーザ)
7 杉田妃和(藤枝順心高等学校)
FW
20 白木星(常盤木学園高等学校)

選手交代
58分 16 井上綾香→18 籾木結花
73分 6 中村みづき→7 杉田妃和
82分 15 小島美玖→20 白木星

U-17

肌寒い午後8時のバクー、天然芝の8kmスタジアムでの準々決勝の相手は、グループDを2位通過したガーナ。チームにとってアフリカ勢との初の顔合わせとなった。
この試合に勝てば、このチームであと2試合戦うことができる重要な試合を前に、吉田監督は選手たちに「自分たちは選ばれた21名。日本代表として誇りを持って戦おう。どんな状況になろうとも自分たちのサッカーをして勝って次に進もう」と話した。この日、日本は初戦のブラジル戦と同じ布陣で臨む。

U-17

ガーナボールでキックオフされた前半3分、右サイドでボールを受けた井上(綾)選手がゴール中央へクロスを入れるもGK正面。逆に23分にはゴール中央からガーナの選手にミドルシュートを打たれるも、GKの平尾選手がセーブ。前線へボールを送るもガーナ陣の堅いDFを崩すことができない。それでも早い時間帯に先制点を取って自分たちのリズムで試合を運びたい日本はサイドから攻撃を仕掛け、32分には最大の得点チャンスを迎える。長谷川選手が左CKから入れたボールはゴール正面でフリーとなった乗松選手にピタリと合う。「フリーでボールが来たので、どこに打とうか迷ってしまった」と振り返った乗松選手が丁寧に右足のインサイドで合わせたものの、ボールは無情にもゴールの枠外。40分には、右サイドの井上(綾)選手がゴール前に入れたボールに反応した増矢選手がシュートを放つもGKに阻まれる。日本がサイドから崩そうとする一方で、ガーナも同じくサイドから崩そうと試みる。両サイドバックの清水選手、小島選手を中心にガーナの攻撃を凌ぐ。一進一退の攻防が続く中、両チームともに無得点のまま前半を終了。

U-17

ハーフタイムに吉田監督は「慌てず、怖がらずに行けばもっと出来るはず。チャンスの時にゴール前まで行って点を取ろう」と言って選手たちを送り出した。

U-17

U-17

後半2分、ガーナに左サイドを突破されるも三宅選手の体を張った守備で相手をペナルティエリア内に侵入させず。6分には長谷川選手が右CKから入れたボールに三宅選手が頭で合わせるもゴール左に外れる。このまま良い攻撃のリズムに乗りたい日本だがその直後の7分、終盤からのパスをカットされ右サイドに展開される。そのままドリブルで持ち込まれて打たれたシュート。無情にもボールはゴールに吸い込まれ、日本は今大会初の失点を喫する。

U-17

吉田監督は13分には井上(綾)選手に代え籾木選手を投入、攻撃の活性化を図る。14分、自陣のゴール前までボールを運ばれるも乗松選手が冷静に対応し、相手にシュートを打たせず。17分には、ようやく日本がリズム良くボールを回し始める。ゴール左で隅田選手からのパスを受けた長谷川選手がシュートを打つも相手GKに阻まれる。前線の増矢選手は何度かパスを受けるもなかなか前を向くことができない。しかしそのFW増矢選手に26分、チャンスが訪れる。26分、しかし、隅田選手からのパスを受けて放ったシュートを打つもは惜しくもゴール左へ外れる。27分に疲れの見えてきた中村選手に変え代えて杉田選手を投入がピッチに送り込まれる。34分には、ゴール右で得たFKを籾木選手が蹴るもゴール前の味方選手には合わず。試合時間残り10分を切った37分にはDF小島選手に代えFW白木選手を投入し、日本は同点ゴールを目指して。攻撃的な布陣で臨む。その1分後には中盤でボールを受けた三宅選手が相手に倒されて得たFK、籾木選手がゴール前にボールを入れるも相手DFに跳ね返される。

U-17

U-17

その後もゴールを狙う日本。予選グループステージ3試合では合計17得点を記録した日本だったがものの、この日の1点は遠い。試合はこのまま0-1で終了。日本はベスト8の成績でアゼルバイジャンを去ることとなった。

選手・監督コメント


U-17
吉田弘監督コメント
グループステージで相手のコーナーキックが1本もないなど、一方的なゲームをしてきていたこともあり、今日は難しい試合になるという予想はできていた。
ちょっとしたミスから1点を取られ、同点ゴールを決めきれなかったのが残念だった。そして、試合に敗れたことはもっと残念だ。
決勝ラウンドではこのようなことはありうる。今大会で選手たちが決勝ラウンドの厳しさを知り、上の年代でさらに頑張ってくれることを期待したい。

-これまでの大量得点の試合で選手たちの疲労もあったのでは?
疲れは相手チームも同じ。ただ、長い天然芝のピッチでのプレーは、体格がより小さい我々にとって負担が大きかっただろう。人工芝のほうが自分たちにとってはやりやすかったかもしれない。

-グループステージを大勝したことがこの結果に影響したか?
グループステージでは、守備の場面で厳しい状況になることが殆ど無かった。今日はガーナに一瞬のすきを突かれた。確かにグループステージで強い相手と試合が出来ればよかったかもしれない。

-優勝候補と言われながらもこの結果に終えたことは?
ベスト8入りしたが、ここで止まった成績については満足していない。昨年のAFCの予選から通して公式戦での失点が初だったためショックが強く、そのショックがチームに浸透してしまったように思う。

中村みづき選手コメント
DFラインからボールを受けることやボールを受けても前に繋ぐことができず、攻撃のリズムを作り出すことが出来なかった。
序盤は判断が遅く相手にボールを取られることが多かったので、ワンタッチで繋ぐように心がけた。
後半は、もっと積極的に攻撃参加をして自分自身も点を取ろうという気持ちで臨んだが、シュートチャンスもなく、攻撃にうまく絡めなかった。
あまり相手のプレッシャーがない中ではある程度自分らしいサッカーが出来るが、今日の試合のように中盤でのプレスを狙われてしまうと自分らしいプレーが出来なくなってしまう。
判断を早くし、前を向けるようにして攻撃に参加できるようにしたい。
U-17で得た課題を自チームに持ち帰り、練習してもっとうまくなりたいと思った。
U-20でも代表に選ばれ、今回の敗戦の借りを返せるように頑張りたい。

増矢理花選手コメント
前半、自分たちが守備から入ってしまい、攻撃の枚数が少なく消極的になってしまった。
堅い守備のガーナに対してサイドを使って崩そうとしたが、チャレンジすることを怖がっていた。もっと積極的にプレーすればよかった。
相手の素早いプレッシャーに焦ってしまったが、冷静にプレーすればもっと自分たちが出来ることもあったのではないかと感じる。
負けた瞬間に次は絶対に勝とうと思ったし、今まで以上にもっと上を目指していきたいと思う。