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トピックス

2013/09/12

U-17日本代表候補 FIFA U-17 World Cupに向け最後の国内トレーニングキャンプを行う

来月17日に開幕する「FIFA U-17 World Cup UAE 2013」に臨むU-17日本代表は候補選手21名を集め最後の国内トレーニングキャンプを行いました。このキャンプの目的は2つ、ひとつは大会に向けてチームを作り上げていくチームビルディング、そしてもうひとつは約1ヶ月後に迫った出発に向けてもう1ランクレベルを上げるための課題の確認でした。

9月9日(月)

昼前に横浜に集合した選手たちは早速練習着に着替え、オープニングのミーティングに参加しました。吉武監督より、「ワールドカップは最長で最良の活動にしたい。君たちにとってU-17ワールドカップはゴールではないが、貴重な経験を積める場所。1試合でも多く、そして1日でも長く活動できるように、今できることをしっかりとやっていこう」と話があり、トレーニングキャンプがスタートしました。

U-17日本代表候補 トレーニングキャンプレポート

東京都町田市にある玉川大学の心の教育実践センターに場所を変え、チームビルディングのプログラムを開始しました。川本和孝先生から「安心できるゾーンから緊張する状態に一歩踏み出そう。その一歩こそが、君たちを成長させる」という話がありました。

U-17日本代表候補 トレーニングキャンプレポート

ウォーミングアップ後、高さ5mの壁を全員(21人)で登るという課題を与えられた選手たち。上からヘルプ出来る人は3人。一度上に登った選手は危険回避のサポートしかできないというルールの元、いろいろ知恵を出し合います。残り2人になった時が、一番難しいところです。この日は活発な意見を出し合うも、1時間ではクリアできず日没終了となりました。

U-17日本代表候補 トレーニングキャンプレポート

夕食はバーベキュー。大学の先生方も参加し、和やかなムードで楽しい時間を過ごしました。その後、選手達は21人部屋で雑魚寝、夜遅くまで明日のウォールを登る為の「作戦会議」が開かれていました。

U-17日本代表候補 トレーニングキャンプレポート

9月10日(火)

2日目を迎えた朝、まずはロープを張ったローエレメントコース(膝ぐらいまでの高さで設定されたアドベンチャーコース)に挑戦し、声掛けや情報共有の大切さを学びます。約10mのワイヤーの上を選手10人全員が渡り切るというプログラムを真剣にこなしました。

U-17日本代表候補 トレーニングキャンプレポート

いよいよハイエレメントコース(高さ6~10mに設定されたコースで、ヘルメットとハーネス、ビレイロープをつけたチャレンジャーが、グループのメンバーに安全を確保してもらいながらチャレンジするコース)です。ハーネスやヘルメットを着用し安全を確保、選手達も徐々に緊張してきました。

U-17日本代表候補 トレーニングキャンプレポート

ひとつのグループはクライミングウォールに挑戦。直角にそびえ立つ巨大な壁に命綱1本で臨みます。いかに仲間を信頼できるかが恐怖心を取り除く唯一の方法です。下でロープを握る仲間も真剣に長さを調整しサポートしていきます。

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もうひとつのグループは、キャットウォークに挑戦。高さ8mの所に設置された丸太の上に2名の選手が上がり、丸太の上ですれ違います。幅約25cmの丸太の上では少しの油断が落下という失敗を生みます。緊張した面持ちで臨んでいました。

U-17日本代表候補 トレーニングキャンプレポート

そしてスタッフと選手数人はパンパーポールへ。8mの丸太の上に立ち、そこから白いボールに向かって思い切りジャンプ。上がるだけでも精一杯の高さです。仲間を信頼できないとその一歩が踏み出せません。

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下で支えるスタッフも真剣そのもの。仲村京雅選手はサッカー選手らしく、ジャンピングボレーでボールにアッタクし、喝采を浴びていました。

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そして最後は昨日できなかったウォールへの再挑戦。選手たちが定めた目標タイムの45分でもクリアできず、アディショナルタイムに突入。先生方のアドバイスもあり、最後は21人目の選手となった杉本太郎選手が登りきり何とかクリアしました。
玉川大学でのプログラムは全て終了。非常に有意義な時間となりました。

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ホテルに戻ってからは、10月7日から行うワールドカップ直前キャンプの準備として「低酸素吸入器」の使用方法説明会を行いました。標高約1000mのキャンプ地でより成果の上がる「高地トレーニング」ができるように高地順化を進める目的です。
結城ドクターからの話に真剣に耳を傾け、2セット程行いました。選手達は出発まで原則毎日このトレーニングを各自行います。

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夜は、A代表のキリンチャレンジカップ・ガーナ戦を観戦。超満員の横浜国際競技場の雰囲気に驚きつつも、A代表の選手達に将来の自分達の姿を重ねているようでした。

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9月11日(水)

最終日は午前10時から練習スタート。初めの1時間は並木トレーナーによる体幹トレーニング指導。練習のための練習では無く、あくまでも試合で活かせるフォーム作りのため、細かい修正が入っていました。

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次はチューブトレーニング。パワーポジションを意識し、スタンスが狭くならないように注意を払って1本1本真剣に取り組んでいました。

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続いてボールトレーニングです。フィールド上に複数ゴールを設置し、目まぐるしく攻守が変わる6ゴール・3ゴールゲームを行いました。
最後はゴール前の崩しをイメージしたシュート練習を行いました。吉武監督は「状況を良く見よう!休まない!判断を変えよう!」と厳しいゲキが飛んでいました。

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3日間のトレーニングキャンプもあっという間に終了です。
クロージングのミーティングでは、「常識を疑え!最後の1ヶ月間で取り組めない選手は3年あっても取り組めない。自分自身でパニックになるまで追い込んで成長した姿で10月6日に集まってほしい」と話がありました。

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2011年のチーム立ち上げから総勢200人の招集となった96JAPAN。吉武監督は最後に「このみんなでワールドカップやオリンピックに行こう」という話で締めくくりました。

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10月17日に開幕するFIFA U-17 World Cup。最後まで諦めない96JAPANらしい清々しいサッカーでファイナリストを目指します。
引き続きU-17日本代表に熱いご声援をお願いいたします。

10月18日 日本vs.ロシア (20:00@Sharjah Stadium)
10月21日 日本vs.ベネズエラ (20:00@Sharjah Stadium)
10月24日 日本vs.チュニジア (17:00@Sharjah Stadium)
10月28日/29日 Round 16
11月1日/2日 Round 8
11月5日 Semi Final
11月8日 Final・3/4 Place

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