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トピックス

2013/10/12

U-19日本女子代表 7得点で白星発進

U-19日本女子代表 7得点で白星発進

AFC U-19女子選手権中国2013
2013年10月11日(金)現地時間 16:30 kick off 45分ハーフ
Jiangning Sports Center Stadium(中国/南京)

U-19日本女子代表 7-0(前半 5-0、後半 2-0)U-19ミャンマー女子代表

U-19日本女子代表 7得点で白星発進

得点者
8分 白木星(日本)
10分 栗島朱里(日本)
12分 田中美南(日本)
16分 田中美南(日本)
26分 道上彩花(日本)
66分 濱本まりん(日本)
90+2分 井上綾香(日本)

スターティングメンバー
GK:井上ねね
DF:万屋美穂、乗松瑠華、土光真代、清水梨紗
MF:道上彩花、猶本光、栗島朱里、伊藤美紀
FW:田中美南、白木星

サブメンバー
GK:山下杏也加、平尾知佳
DF:上野紗稀、三宅史織
MF:中里優、濱本まりん、井上綾香、隅田凜、西川彩華、籾木結花、長谷川唯

登録外メンバー
DF:小島 美玖

交代
ハーフタイム 道上彩花 → 井上綾香
ハーフタイム 田中美南 → 濱本まりん
72分 万屋美穂 → 西川彩華

招集メンバー詳細はこちら

マッチレポート

爽やかな天気で迎えた10月11日、いよいよ日本が2年前に続く2連覇を狙うAFC U-19女子選手権の開幕です。
昼食後に行われたミーティングの冒頭では吉田監督が「今日までは長かったが、大会が始まれば時間がすぎるのは早い。初戦は思っていたように行くか行かないかわからないが、自分たちがやってきたことを活かし、相手を見て状況に応じた判断をしつつ、できれば得点を多く取って勝ち点3をとろう」と選手たちに話しました。

画像の説明

今大会は予選を免除された日本、朝鮮民主主義人民共和国、中国、韓国、オーストラリアの5チームと、13チームによる予選を勝ち抜いてきたミャンマーの6チームによる1回戦総あたりのリーグ方式で行われます。第3戦までは中1日での3連戦、その後、2日間の休息日をはさみ、第4戦と第5戦も中1日とかなり厳しい日程です。リーグ戦方式のため、順位の決定において勝ち点で並んだ場合は当該チーム同士の対戦成績が優先されますが、その後は全体での得失点差も順位決定の上で重要な要素となります。
日中は汗ばむほどの陽気でしたが、キックオフの16時30分を迎えた時には25.8℃(湿度43%)とプレーしやすいコンディションでした。

ミャンマーボールでのキックオフ。序盤の数分は慎重に相手の出方を見た日本でしたが、すぐにペースを掴んでボールを支配します。8分には左サイドバックの万屋美穂選手(日ノ本学園高等学校)からの鋭い中央へのパスに反応した前線の白木星選手(常盤木学園高等学校)がタイミングを合わせてマンマークのDFより前に出てボールを受け、落ち着いたコントロールから前を向いたシュートで今大会チームの初得点をマーク。

U-19日本女子代表 7得点で白星発進

そのわずか2分後にはまたもや万屋選手がフリーでボールを受け、中央にパスコースを見つけて強いボールを出します。コースに入っていた白木選手がボールを受けると見せかけてスルーしたところに走りこんでいた栗島朱里選手(浦和レッズレディース)が受けてドリブルで相手のDFラインを中央から突破し、日本の2点目を落ち着いて決めます。

U-19日本女子代表 7得点で白星発進

さらに畳み掛ける日本は12分には左CKから直接ヘディングで、16分には万屋選手のクロスをGKが弾いたところに詰め、いずれも田中美南選手(日テレ・ベレーザ)が追加点とします。
26分にはこれまで何度もチャンスを迎えていた道上彩花選手(INAC神戸レオネッサ)がショートコーナーから猶本光選手(浦和レッズレディース)があげたクロスをGKと競り合いながらも頭で押し込み、日本が5-0とミャンマーを突き放します。

U-19日本女子代表 7得点で白星発進

後半は田中選手、道上選手に代えて濱本まりん選手(FC吉備国際大学Charme)と井上綾香選手(ベガルタ仙台レディース)がピッチに立ちます。圧倒的にボールを支配し、攻め続ける日本でしたが、ミャンマーのゴール前で身体を投げ出す必死のディフェンスにも阻まれ、追加点がなかなか入りません。
しかし66分、この日ハツラツとしたプレーを見せていた右サイドハーフの伊藤美紀選手(常盤木学園高等学校)からのクロスをミャンマーゴール付近逆サイドに詰めていた万屋選手がヘディングで折り返したボールに、ペナルティエリアすぐ外正面からキャプテンの猶本選手が綺麗に合わせたボレーシュートで得点かと思われました。このシュートは相手GKに弾かれたものの、ゴール前に詰めていた濱本選手が押し込み、後半待望の得点が生まれました。
72分にはこの日4点に絡む活躍を見せた万屋選手に替え、吉田監督は西川彩華選手(常盤木学園高等学校)を投入。
ところが、その後もラストパスが通らなかったり、オフサイドになるなどゴールネットを揺らすことができません。
6-0で終わるかと思われたアディショナルタイム2分、後半から出場した井上選手が持ち味のスピードを活かしたプレーで7点目とし、U-19日本女子代表が7得点の大勝で初戦を飾りました。
次の対戦相手オーストラリアは前回大会でも1-0の辛勝と侮れない相手ですが、明日1日でしっかりとコンディションを調整し、2連勝を目指します。引き続き、応援をよろしくお願いします。

U-19日本女子代表 7得点で白星発進

コメント

吉田弘監督
大会初戦に勝利できたことは良かったです。試合には勝つことが出来ましたが、もっと多くの得点チャンスがあったので、残念な気持ちもあります。1点目が入るまでに少し時間がかかりましたが、その後、前半には良いタイミングで得点が入りました。後半にツートップを代えただけでなかなか追加点をとるまでに時間がかかってしまったことが今後への課題です。

猶本光選手(浦和レッズレディース)
この試合はみんなで点をたくさんとって勝つことが目標だったので、もう少し得点したかったですが、勝利できてよかったです。引いて守ってきた相手に対する崩しがまだできていないと感じました。シュートの本数も多かったですが、もっとゴールに結びつけることや、決定的なチャンスをもっとつくりだしたいです。自身でもゴールを狙っていましたが、チームの勝利のほうが優先です。次のオーストラリア戦は勝ち点3をとりに行きつつ、得点も狙いたいと思います。

道上彩花選手(INAC神戸レオネッサ)
もっと点がとれたと思いますが、大会の初戦は難しいので、勝つことができてよかったです。攻撃が少し単調になりすぎてしまい、アイデアが少なかったし、もっと精度よくできたと思います。次の試合までにはできる限り修正したいです。普段とは違うボールを使い、芝も深いピッチでの試合でしたが、トレーニングで慣れて感覚をあわせていきたいです。(中1日での試合があと2試合続きますが)どの試合でも同じコンディションで臨めるよう、頑張っていきたいと思います。

白木星選手(常盤木学園高等学校)
多くの得点ができてよかった面もありますが、相手が引いてきた時に崩しきれなかったことは課題です。(得点シーンは)トレーニングでも行ってきたタイミングを取りながらの動きでした。万屋選手からのパスが相手センターバックの前でバウンドした時にタイミングよく前にでてボールを受け、落ち着いて決めることが出来ました。センターバックの前や、味方の中盤がボールを回している流れからタイミングよくパスを受けることはできてきましたが、クロスボールに対して入るタイミングが個人的な課題だと思います。今日は1点しか取れませんでしたが、次の試合に向けては、クロスへの入り方をトレーニングから確認して、もっと得点をしたいと思います。守備の面については、トレーニングをしてきたように、相手を狙った場所に追い込んでボールをとることができ、狙い通りに出来たと思います。

田中美南選手(日テレ・ベレーザ)
最初は相手が引いてきたことで戸惑ってしまいました。しかし、前半の間に大量得点ができたのは良かったです。シュートまでいけた場面は多かったですが、シュートが決まらないことも多く、決定力が課題です。この試合でやりたいことはもっとありましたが、簡単なミスも多かったので、次の試合までに修正したいです。自分自身もミスがあり、2得点はしましたがもっと得点できたと思います。トレーニングでももっと自分がやりたいことをみんなに伝えていきたいです。

栗島朱里選手(浦和レッズレディース)
初めてのアジアの大会だったので、試合前は少し緊張していましたが、いつもどおりにプレーしようと思っていました。実際にゲームが始まれば緊張も取れました。日本の対戦相手ではなかなかいないほどミャンマーはすごく引いていたので、チームとしてボールを保持できる時間はかなり多かったですが、ただ攻めているだけでは得点が入らず、そこからどうやって崩して得点するかが課題となりました。自分もディフェンスラインからボールを貰った時に前にスペースがあったのでドリブルで仕掛けることが多かったです。プレッシャーもあまりなかったので、フリーでボールを受けることが出来ましたが、前を向くと相手がたくさんいるという状態でした。(自身の得点シーンは)試合開始直後はミャンマーの選手がかなり引いていたので、(守備の)土光選手や乗松選手から上がって良いと言われ、前に行こうと思っていました。そこで左サイドバックの万屋選手からパスが来たので、そのコースに入っていた白木選手に「スルー!」と声をかけ、ボールを受けて勢い良く中央突破することが出来ました。シュートは相手GKをみて落ち着いて決めました。次のオーストラリア戦はまず勝つことが必要です。今日の相手とはかなり違うと思いますが、今日の試合で出てきた課題を短期間ではありますが修正して、しっかり次の試合に臨みたいと思います。

万屋美穂選手(日ノ本学園高等学校)
2年前のAFCの大会(U-16)から比べると、同じ初戦でも今日は思ったよりも落ち着いて試合ができたと感じます。初戦は大事にいかないといけないとすこし気負っていましたが、試合が始まれば集中してプレー出来ました。全体的に振り返ると、前から相手にプレッシャーをかけに行っていたのは良かったと思いますが、決められる場面で決めきれなかったことが多かったと思います。相手が守備のブロックを作ってしまっていた時に、パスのコースや強さなどの精度が良くなく、簡単にミスをしてしまっていました。ウォーミングアップの時に芝の状態でボールの勢いがつきにくいようだったので、試合中は強く蹴ることを意識しました。今日の試合では、ボールを受けたら中を見ること、相手の動き出しを見て落ち着いてプレーすることを考え、臨みました。サイドから上がった時、ボールを中に入れるふりをしてやめるキックフェイントで相手を振り切り、右足であげたボールが(田中選手の2点目の)得点につながったことが良かったプレーとして印象に残っています。次の対戦相手のオーストラリアはスピードがあり、フィジカルも強いと思うので、判断のスピードをあげることを意識したいと思います。

AFC U-19女子選手権2013
第2戦 vsU-19オーストラリア代表
10月13日(日) 現地時間14:00キックオフ(日本時間15:00キックオフ)
大会詳細はこちら