JFA|日本サッカー協会  Japan Football Association
JFAへの登録リンクENGLISHRSS
前へ 最新へ 月別へ 次へ

トピックス

2013/10/14

U-19日本女子代表 オーストラリア代表に勝利し2連勝

U-19日本女子代表 オーストラリアに勝利し2連勝

AFC U-19女子選手権中国2013
2013年10月13日(日)現地時間 14:00 kick off 45分ハーフ
Jiangning Sports Center Stadium(中国/南京)

U-19オーストラリア女子代表 0-2(前半 0-0、後半 0-2)U-19日本女子代表

得点者
49分 長谷川唯(日本)
80分 隅田凜(日本)

スターティングメンバー
GK:井上ねね
DF:上野紗稀、土光真代、三宅史織、清水梨紗
MF:中里優、隅田凜、長谷川唯、濱本まりん、籾木結花
FW:田中美南

サブメンバー
GK:山下杏也加、平尾知佳
DF:乗松瑠華、小島美玖、万屋美穂、
MF:猶本光、栗島朱里、井上綾香、伊藤美紀、西川彩華
FW:道上彩花、白木星

交代
ハーフタイム 濱本まりん → 道上彩花
76分 中里優 → 猶本光

招集メンバー詳細はこちら

マッチレポート

開幕戦でミャンマーを相手に7得点で白星発進したU-19日本女子代表、第2戦の相手はフィジカルに優るオーストラリアです。
「オーストラリアは初戦で負けている(注:朝鮮民主主義人民共和国に2-6)。必死に勝ちに来るところを冷静に自分たちで主導権を握り、自分たちのサッカーをすれば必ず勝てる」と吉田監督は選手たちをポジティブに送り出します。

U-19日本女子代表 オーストラリアに勝利し2連勝

14時キックオフとなったこの日はピッチの大半に強い陽射しが降り注ぎます。中1日での日程を考慮し、吉田監督は初戦のスターティングメンバーから7人の選手を入れ替えてこの試合に臨みます。

U-19日本女子代表 オーストラリアに勝利し2連勝

日本ボールでキックオフ。序盤からボールを支配する日本、1分に1本目のコーナーキックを獲得。左からのCKのこぼれ球に反応したDF土光選手がシュートしますが、これはゴールの枠外。16分には濱本選手がミドルシュートを狙い、その5分後にはゴール前の混戦から得点かと思われましたが、いずれも決まりません。前半最大のチャンスは23分、左サイドハーフの長谷川選手が中央に持ち込み、逆サイドにパス。このボールをフリーでコントロールした籾木選手が中に持ちだして得意の左足から鋭いシュートを放ちます。しかし、これもわずかにゴールの枠を捉えきれません。

U-19日本女子代表 オーストラリアに勝利し2連勝

逆に43分にはオーストラリアが素早いカウンターから日本ゴール付近にボールを持ち込み、左サイドから中にクロスを入れますが三宅選手が体を呈してブロックします。前半アディショナルタイムには籾木選手がシュートを試みますがこれも決まらず、0-0で折り返します。
後半、吉田監督は濱本選手に代えて道上選手をピッチに送り出します。道上選手を左サイドハーフに投入し、前半は左サイドハーフでプレーしていた長谷川選手を中央へ。49分、オーストラリアゴール正面ペナルティエリア付近で、フリーでボールを受けた長谷川選手の狙いすましたシュートがオーストラリアGKの頭上を超えてネットに吸い込まれ、日本が待望の先取点を獲得します。その後も日本が圧倒的にボールを支配し続けますが、オーストラリアもボールを奪うとスピードを活かして鋭いカウンターで反撃を試みます。これは日本のDF陣が冷静に対処し、決定機らしい決定機を与えません。

U-19日本女子代表 オーストラリアに勝利し2連勝

U-19日本女子代表 オーストラリアに勝利し2連勝

U-19日本女子代表 オーストラリアに勝利し2連勝

試合残り10分、オーストラリアがボールを持って攻撃のために前がかりになった時、センターサークル付近でボールを奪った長谷川選手が前線左サイドで張っていた田中選手につなぎます。田中選手が得意のドリブルで仕掛け、相手をかわしてペナルティエリア内に侵入し、マイナス気味のパス。これをオーストラリアGKの目の前で受けた隅田選手が左足でコントロールし、素早く右足のトーキックでオーストラリアのゴールネットに突き刺します。見事なカウンターで追加点を奪った日本がそのまま勝利を収めました。
次戦は15日、中1日での3連戦の3試合目を迎えます。対戦相手は13日にミャンマーに7-0で勝利した韓国。この3試合目で勝ち点を9に伸ばせば、他の試合結果によって、上位3位以内(来年のFIFA U-20女子ワールドカップ出場決定)が決まる可能性があります。引き続き、U-19日本女子代表への声援をよろしくお願いします。



U-19日本女子代表 オーストラリアに勝利し2連勝

U-19日本女子代表 オーストラリアに勝利し2連勝

U-19日本女子代表 オーストラリアに勝利し2連勝

U-19日本女子代表 オーストラリアに勝利し2連勝

監督・選手コメント

吉田弘監督
今日は勝ち点3をとることができてよかったです。ただ、攻撃面でオーストラリアの守備のブロックをなかなか崩せず、1点目が入るまでに時間がかかってしまいました。フィジカルの強い相手でしたが、自分たちのサッカーをして勝ちきろうと試合前に選手たちに話していました。センターバックの三宅選手、土光選手は非常にそつなく対応してくれました。カウンターで危険な場面はありましたが、ほかにはこれといってピンチらしいピンチはなかったと思います。GKを含め、全員で守備をしっかりやってくれました。2日後に韓国との試合を控えていますが、すべての試合と同様に負けられない試合です。相手をどう崩して得点し、試合に勝ちきるかが我々にとっての課題ですが、自分たちの良さを出して、点をたくさん取れるゲームにしたいです。

中里優選手(日テレ・ベレーザ)
今日の午前中のミーティングで(ゲームキャプテンと)言われてびっくりしました。キャプテンは初めてでしたし、その役割があったことで正直緊張しましたが、ゲームでは普通どおりにやろうと思いました。今日は自分たちがボールを持てる時間が長かったですが、引いた相手に対して中へ中へ行ってしまったことが多く、真ん中が混んでしまいました。そこでパスミスなどで相手ボールになることが多かったので、もっとサイドをうまく使って攻めれば良かったと感じています。ゴールチャンスも、ラストパスの質やボールの出し手と受け手のタイミングが合わずに活かせなかった場面がありました。オーストラリアはどんどん蹴ってくるかと思っていましたが、かなり引いてきました。ゴールキックもバックからパスでつないできました。もし長いボールを蹴られていたら、競り合いでこちらが不利だったと思いますが、(つないできたことで)相手をうまく追い込んでボールを奪えたシーンが多かったです。前半に得点が欲しかったですが、絶対に得点できると思っていたので、ハーフタイムに焦りはありませんでした。(サブメンバーの)猶本選手にもっと広くサイドを使って攻めたほうが良いと言われたので、後半はそれを意識しました。今後はもっと相手の状況を見て、良い判断ができるようにしたいです。ボランチのポジションなので、どのスペースが空いているか、どんな攻め方が効果的かを意識してプレーしたいと思います。また、コンビを組むボランチやセンターバックとの連携をしっかりとって、1対1にも負けないようにしたいです。

三宅史織選手(JFAアカデミー福島)
今日は無失点で勝てたことが良かったです。初戦は出場しませんでしたが、今日のオーストラリア戦で先発と監督から言われ、気持ちを入れて臨みました。オーストラリアはカウンターが非常に速くてうまいと思っていたので、相手のワンチャンスで失点しないようにしっかり声を出して確認していました。(今日は誕生日ですが)それよりも試合に勝てたことが一番嬉しいです。明後日の試合まで中一日でコンディションを整えることが大切だと思うので、勝てるように準備をしていきます。

長谷川唯選手(日テレ・ベレーザ)
決めるべきところで決められなかったことが苦しいゲームにつながったと思います。相手に高さがあることは知っていたので、自分たちでボールを回しつつ、最後まで崩して得点しようと思っていましたが、相手が守備のブロックを固めてきたので、可能性の低い場面でもミドルシュートを打っていきました。得点シーンは、相手が疲れてきてペナルティエリア付近でのプレスがなくなってきて、相手GKが前に出ていたのを見たので、GKの頭上を狙ってシュートしました。今日、苦しんだ要因としては、狭いところにボールを運んでいった時にも止めてからプレーしてしまったことで、もっとワンタッチのパスや、広くボールを動かしてからスペースを突く攻撃ができればよかったと思います。(左サイドハーフでプレーした)前半は、同じサイドにいた上野選手が攻め上がるので相手との2対1を使おうと思っていましたが、オーストラリアがうまくマークの受け渡しをしていたので、あまり崩せませんでした。前半のうちに得点したかったですが、0-0で折り返しても焦りはなく、気持ちに余裕はありました。次の試合では、サポートの距離を近くしてワンタッチでつなぐ場面をもっと作りたいです。たくさん走って得点に絡みたいです。

濱本まりん選手(FC吉備国際大学Charme)
今日は点を決めようと思っていました。最初の方はほかの選手たちとプレーのイメージが上手く共有できませんでしたが、時間が経つにつれて解消されました。オーストラリアは身体が大きかったですが、スピードや技術では勝てると思いました。もっと自分が動き出しをはっきりしてボールを引き出せればよかったです。ニアゾーンをとるかたちまでは作れていても、ボールを前を向いている選手に預けてからどうするか、というところが課題だと感じました。まわりの選手のやりたいことがわかってきたので、そのなかで連携しつつ、前を向いてシュートを打つ自分の特徴を活かせるようにしていきたいです。

清水梨紗選手(日テレ・ベレーザ)
前半は0-0で苦しかったですが、後半の2点目が入った後は楽になり、心に余裕を持ってプレーすることが出来ました。初戦のミャンマー戦から、シュート数は多いものの決めるべきところでうまくいかず、相手の守備を崩しても決めきれないことが攻撃面での一番の課題だと思います。また、今回の会場はピッチの芝が深く、自分も味方もシュートが枠にとばないことが多いように感じます。まずはシュートをゴールの枠内にうてば、こぼれ球からなどでも得点が増えると思います。芝の感覚がつかめていなかったミャンマー戦ではクロスを上げる時に思ったようなボールが蹴れませんでしたが、今日のオーストラリア戦では、相手の身長が高いので低い弾道のクロスを狙っていきました。オーストラリアの選手はフィジカルが強いので、ボールを奪いに行った時に身体を当てに行ってもびくともしませんでした。ゴールキックを競りに行ってもなかなか勝てないので、身体を当てて相手の思うところにボールを落とさせないようにして、落ちたボールを狙おうと籾木選手とも話していました。また、ボールを持った選手をスピードに乗らせないようにしながら、ボールにしっかり対応に行ってターンさせないようにしなければならないと思いました。これができないと、スピードとフィジカルに優れる相手には苦戦すると感じます。今日は苦しかったですが、勝ち点3をとれたことが良かったですし、次につながる試合だったと思います。個人的にはまだこの大会でアシストがないので、アシストをすることを目標にしつつ、攻撃の起点にもなれるようにしていきたいです。優勝を狙っていますが、目の前の1試合1試合を確実に戦っていきたいです。

AFC U-19女子選手権2013
第3戦 vsU-19韓国代表
10月15日(火) 現地時間14:00キックオフ(日本時間15:00キックオフ)
大会詳細はこちら