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トピックス

2013/10/16

U-19日本女子代表 後半の2失点で韓国代表に黒星

U-19日本女子代表、後半の2失点で韓国に黒星

AFC U-19女子選手権中国2013
2013年10月15日(火)現地時間 14:00 kick off 45分ハーフ
Jiangning Sports Center Stadium(中国/南京)

U-19日本女子代表 0-2(前半 0-0、後半 0-2)U-19韓国女子代表

得点者
74分 KIM Inji(韓国)
76分 CHOE Yuri(韓国)

スターティングメンバー
GK:井上ねね
DF:上野紗稀、三宅史織、乗松瑠華、清水梨紗
MF:猶本光、隅田凜、中里優、長谷川唯、籾木結花
FW:田中美南

サブメンバー
GK:山下杏也加、平尾知佳
DF:土光真代、小島美玖、万屋美穂
MF:栗島朱里、井上綾香、濱本まりん、伊藤美紀、西川彩華
FW:道上彩花、白木星

交代
60分 上野紗稀 → 土光真代
67分 中里優 → 道上彩花
82分 長谷川唯 → 白木星

招集メンバー詳細はこちら

マッチレポート

U-19日本女子代表、後半の2失点で韓国に黒星

中1日での続いた3連戦の第3戦は韓国戦に勝利すれば世界大会出場がぐっと近づく重要な試合です。対戦相手の韓国は初戦で開催国・中国に2-2で引き分けており、ここまでの勝ち点は4と上位争いに残るためにはこの試合を落とすわけには行きません。
前日までの夏のような気候とは打って変わって気温17.6度、試合前には強風も吹き、肌寒いなかで行われた試合となりました。日本は序盤から優勢にボールを回します。10分には中央からのパスに反応した田中美南選手が韓国DFの裏右サイドに抜け、ペナルティエリア内中央でフリーの長谷川唯選手にパスが繋がります。しかし、長谷川選手のシュートは韓国DFにブロックされてしまいます。

U-19日本女子代表、後半の2失点で韓国に黒星

その4分後には左サイドでパスを受けた籾木結花選手が中央にドリブルで仕掛け、パスは一度韓国DFにあたって跳ね返されたものの、こぼれ球を拾って左足でシュート。しかし、これもゴールの外。
23分にはゴール前でフリーとなった籾木選手がミドルシュートを試みるもこれもゴールの枠を捉えられません。
中盤でのボールの奪い合いから時折韓国がスピードを活かして攻撃を仕掛けますが、日本のディフェンス陣の落ち着いた対応で全く付け入るすきを与えません。

U-19日本女子代表、後半の2失点で韓国に黒星 /></p><p>前半ロスタイムにはゴール正面やや右、25mの地点でフリーキックのチャンスを迎えます。籾木選手がふわりとファーサイドの裏にあげたボールに田中選手が頭で合わせましたが、これも決まらず前半は無得点で折り返します。</p><p><img src=

前半からの良い流れを活かして得点をあげたい日本はそのままのメンバーで後半戦に向かいます。バックラインで上手くボールを回して左右に韓国を揺さぶります。49分、乗松選手からの鋭いタテへのパスを受けた田中選手がうまいターンで振り向いて中央からシュートするもクロスバーのわずか上。

吉田監督は60分にこの日疲れが見えてきた上野紗稀選手に代え土光真代選手を入れ、センターバックを務めていた三宅史織選手をサイドに入れてオーバーラップによる攻撃を狙います。さらにその7分後には豊富な運動量でボールを拾って供給する役割を務めていた小柄な中里優選手に代えて169cmの道上彩花選手を起用。攻撃の活性化を図ります。

その後も日本は優勢にボールを回し続けるものの、韓国のブロックを作った堅い守りを崩せず、時折日本のパスミスを拾われる展開となります。日本の守備陣も韓国に付け入るすきを与えません。
しかし、迎えた74分、韓国のこの日1本目のコーナーキック。日本の左サイドのショートコーナーからつないだボールから逆サイドにクロスが入ります。これを日本の選手が外にヘディングでクリアしたものの、こぼれ球を拾った韓国の選手がマイナスに折り返したボールをペナルティマーク付近からKim Inji選手にうまくあわせられ、日本は今大会初失点を喫します。

この失点からわずか2分後、韓国のゴールキックをセンターライン付近で日本がヘディングで返しますが、このボールが小さく、韓国の選手にワンタッチで大きく日本のディフェンスライン裏に蹴りこまれます。日本の右サイドから中央へのパスを受けたChoe Yuri選手がペナルティエリア付近から放ったシュートが日本ゴールに吸い込まれてしまいます。
日本もその後、ゴールを目ざして攻撃を続けますが、韓国の選手の体を張った激しい守備に阻まれ、最後までゴールを割ることができずに勝ち点を伸ばすことはできませんでした。

夜のミーティングで、この試合をスタンドから観戦していた上田栄治女子委員長が選手たちに「今日は敗れはしたが非常に良いサッカーをしていた。攻守の切り替えは非常にスピードがあったし、攻めも守りも非常に良かった。みんなのやっているサッカーの方向性は間違っていない。次の2試合に勝てば、大会優勝の望みもある。この苦しい状況から勝ち抜いて、世界大会に出場してほしい」と声をかけました。
16日、17日と休息日を挟んで、開催国・中国戦、そしてここまで全勝の朝鮮民主主義人民共和国との試合となります。引き続き、U-19日本女子代表への声援をよろしくお願いします。

U-19日本女子代表、後半の2失点で韓国に黒星

監督・選手コメント

吉田弘監督
勝てなかったことは非常に残念です。韓国の固い守備を最後まで崩しきれませんでした。韓国はもっと自陣に引いて守ってくるかと思っていましたが、高い位置でしっかりブロックを作ってプレスをかけてきました。相手のディフェンスの裏をいいタイミングで抜ければ良かったですし、攻撃の糸口をつかめていたと思います。韓国の高い位置でのプレスからは、日本の攻撃の起点を自由にさせないという強い気持ちも伝わってきました。1点目のコーナーキックは、ボールをクリアしたあとの対応、こぼれ球に対するゴール前の準備が整わず、相手をフリーにしてしまいました。2失点目は相手のシュートが良かったこともありますが、シュートを打った選手への寄せも甘く、敗戦の決定的な原因となったと感じてます。今日の敗戦をしっかり振り返り、自分たちがボールを支配してチャンスを作っても最終的に得点できなければ勝てないということを教訓に、次に向かいたいと思います。

三宅史織選手(JFAアカデミー福島)
失点をしなければ勝ち点1を得られていました。リーグ戦なので、勝ち点を厳しく狙っていかなければいけません。流れの中ではうまく守れていたので、カウンターやセットプレーを絶対にやられてはいけませんでした。粘り強く守備をして、次の2試合は無失点で乗り切りたいと思います。得点できずに2失点で負けたことは、ディフェンスとしてもチームとしても悔しいです。これで終わりではないので、今日の振り返りをしっかりして、この負けを引きずらないようにしたいです。まだ厳しい戦いが続きますが、勝利への強い気持ちでやっていきたいです。

田中美南選手(日テレ・ベレーザ)
自分が中心で攻撃するべきなのに得点できなかったことが大きな敗因でした。相手は少ないチャンスを決めてきました。前半は味方からのボールを簡単に落として相手に取られる場面が多かったので、後半はボールをもらったら相手を抜いて自分で決めようと思っていました。守備陣はしっかり守ってくれていたので、最終的に点が取れないことが課題です。今日、韓国に負けて全員が悔しい思いをしていると思うので、選手同士話し合って次の中国との試合には絶対に勝てるよう、改めてチーム一丸となってやっていきたいです。そして、来年のU-20ワールドカップに繋げたいです。

井上ねね選手(JFAアカデミー福島)
勝てなかったことが悔しいです。お互い負けられない試合でしたが、相手のほうが勝ちたいという気持ちを前面に表していたように感じます。1失点目は韓国のコーナーキックからボールが相手につながり、シュートをする選手の前で味方の選手が左側を切ってくれていたので、右側にしかボールは来ないはずでした。シュートする選手の体の状態を見て、自分が良い判断をできていれば対応できたと思います。2失点目は相手が打ってくることがわかったので、ポジションを少し下げましたが、先に上体を倒してしまい、ボールが高さもコースも触れないところに来てしまいました。後半攻め続けているなかで、一瞬のピンチで甘いところを突かれてしまいました。次の試合は絶対に何が何でも勝利したいと思います。常に後ろから声を出して相手のチャンスを作らせないよう、90分間を通じてリスクマネジメントの声をかけたり、自分でも良い準備をして常に良い対応ができるようにしたいです。

隅田凜選手(日テレ・ベレーザ)
チャンスはありましたが、決めるべきところで決められず、ラストパスやシュート前のプレーで相手にチャンスを潰されていました。猶本選手がボランチで下がり気味だったので、自分が上がり目で攻めましたが、相手の逆をとることがもっとできていれば、ボールを貰った時に振り向いてシュートまで行けたのではと思います。ボールを受けたときに前を向けるときは前を向くとか、パスひとつでも左右どちらの足なのか、足元なのか裏へのパスなのかという細かいところにこだわる必要があります。韓国はオーストラリアよりも寄せも早く、スピード感が全く違っていたので、自分の判断のスピードが遅かったと思います。次の試合では100%力を出し切れるよう、コンディションを整えて良い準備をして絶対に勝ちたいです。

乗松瑠華選手(JFAアカデミー福島)
ハーフタイムで相手のツートップに対してこちらはスリーバックでボールをまわそうと話しました。ディフェンスラインでボールを回し、そこからチャンスを作っていきましたが、シュート数もあまり多くなく、決め切ることができませんでした。2点目は、直前でディフェンスラインのタイミングが遅れたのに押し上げてしまい、スペースが出来たところにボールを出されてしまいました。相手に1点を取られ、相手が勢いづいた時間帯は何が何でも追加点を取られてはなりませんでした。相手の10番と7番はスピードがあって縦に仕掛けてきましたが、良い距離を保ってサイドに追い込むなど、縦にスピードを持って運ばせず、良い対応ができたと思います。今日の試合から得た教訓は、チャンスをものにすること、ディフェンスでボールを回している間もしっかりリスク管理をし、ラインを下げすぎずに高く保つこと、日本は身長も低いしフィジカルでは負けてしまうので相手にできるだけセットプレーを与えないことです。今日負けてしまったので、次の2試合は勝つしかありません。守備は無失点で攻撃は決めるところを決めて、点をしっかり取って勝ちきれるようにしていきたいです。

AFC U-19女子選手権2013
第4戦 vsU-19中国代表
10月18日(金) 現地時間16:30キックオフ(日本時間17:30キックオフ)
大会詳細はこちら