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トピックス

2013/11/20

フットサル日本代表 タイ代表に快勝(11/19)

フットサル日本代表 タイ代表に快勝!

International Futsal Tournament 2013
2013年11月19日(火)現地時間 16:30 キックオフ 20分ハーフ
Phu Tho Stadium(ベトナム/ホーチミン)

フットサル日本代表 3-0(前半 0-0、後半 3-0) フットサルタイ代表

フットサル日本代表 タイ代表に快勝!

得点者
31分 皆本晃(日本)
32分 永井義文(日本)
36分 稲葉洸太郎(日本)

スターティングメンバー
GK:関口優志
FP:稲葉洸太郎、西谷良介、滝田学、永井義文

サブメンバー
GK:藤原潤
FP:小曽戸允哉、畠山ブルノタカシ、皆本晃、仁部屋和弘、白方秀和、吉川智貴、北嶋佑一、室田祐希

登録外メンバー
GK:清家大葵

フットサル日本代表 タイ代表に快勝!

マッチレポート

ベトナムに来てまだ2日目ですが、早くも大会初戦を迎えました。

この日は16:30からの試合に備え、朝食後に散歩で眠っていた体を起こします。その後はホテルでビデオミーティングを行いました。

フットサル日本代表 タイ代表に快勝!

ミゲル監督は、「このチームでトレーニングはしていないし、リーグ戦を終えたばかりで疲労もあるだろう。しかし7月のアジアインドアゲームズの時もそうだった。そんな状況だからこそ試合中のコミュニケーションを大事にしてアジアの強敵と全員で戦おう。アジアで優勝するためにはタイ代表は超えなければいけない相手。」と選手に語りかけます。

ミーティングでは、昨年のAFC選手権や7月のアジアインドアゲームズの映像を使いながら、タイ代表の特徴や選手の個性などを分析したビデオを見せ、選手たちは一言も聞き逃すまいと集中した表情で監督の分析に聞き入ります。

ホテル出発は14:30。まだ帰宅時間ではないためさほどではありませんが、それでも特にバイクの交通量が多く、先導する警察のバイクが道を開けようとしてくれるのですがチームバスもスムーズに進むことが出来ません。しかしながらこのような経験ができることも海外遠征の醍醐味の1つといえるのかもしれません。

それでも無事に会場に到着し、予定通り16:30に試合開始を迎えました。日本のスタメンはGKに関口選手、フィクソにキャプテンの滝田選手、アラに稲葉選手と西谷選手、ピヴォに永井選手の5人。両チームとも慎重な立ち上がりを見せます。お互いにリスクはとらず、ボールを保持してチャンスを伺うという展開が続きます。

試合開始2分、ファーストシュートはタイ。これはGK関口選手が弾き出してコーナーに逃れます。タイのバラエティ豊富なセットプレーには試合を通じて気をつけたいところ。

日本のチャンスは開始4分。左サイドで前を向いた稲葉選手が縦にサポートに入った永井選手に預けてそのまま中央に駆け上がります。永井選手はボールを収めると反転して稲葉選手にリターン、ゴール前の危険な場所でボールを持たれるのを嫌がったタイ選手が稲葉選手を倒してこれがファウルに。絶好の場所でFKを得ますがこれはものにできず。

この後、皆本選手、小曽戸選手、吉川選手、畠山選手にセットを替え、より積極的にタイゴールに迫ります。開始5分には連続的な攻撃から得たCKを畠山選手が中央でダイレクトボレーシュート、6分にはカウンターから皆本選手が持ち込んでシュートを打つなど、積極的な守備からチャンスを作ります。

しかし日本の高い守備ラインに対し、タイは4人が連動してパスコースを作りながら日本守備陣の間をうまく攻略してボールを保持します。個々の技術・戦術、そしてチームワーク共に日本と同等の力を持ったチームであることは間違いありません。

両チーム共にまずは守備からという意識が高く、お互いにチャンスを作りながらも好守に阻まれて得点できない展開が続きます。そして決め手を欠いたまま前半も終盤にさしかかったところで日本が最後のチャンスを作ります。

第2PKマーク付近で得たFK。仁部屋選手のブロックでフリーになった右サイドの白方選手が、小曽戸選手からパスを受けて思い切り良くシュート。そのボールは運悪く味方に当たってこぼれ球になり、混戦から再度ボールを拾った仁部屋選手が反転してシュートを打ちますがタイディフェンダーがブロック。そのまま空中に浮いたボールを今度はこれにいち早く反応した白方選手がバイシクルシュートを放ちますが惜しくも枠を外れます。日本の一連の波状攻撃とダイナミックなプレーに大きく会場が沸かせるも、結局0-0のまま前半を終えて後半に勝負をかけます。

ハーフタイムにはタイの攻守の特徴をあらためて共有し、後半はより積極的に流れを変えていこうと監督より指示がありました。

後半、日本は前半以上に積極的な守備から入り、試合の主導権を奪いにかかります。前半と同じく滝田選手、稲葉選手、西谷選手、永井選手でスタート、まずはこの4人がゲームを落ち着かせます。そして続いて入ったセットの白方選手、仁部屋選手、吉川選手、畠山選手の4人が守備ラインを上げてタイボールを奪いに走ります。セットごとに特徴があり、入るメンバーや組み合わせによってゲームの様相が様変わりするあたりはフットサルの特徴といえるかもしれません。

タイの守備ラインが低いこともあり、日本はこの積極的な守備が功を奏し、保持率ではタイを大きく上回ります。しかしゴール前を固めるタイに対して外からのプレーが多くなり、中央を効果的に攻略できず、ゴールをこじ開けることが出来ません。

もどかしい時間が続いて後半も半分が過ぎ、セットの交代も二回り目に入ったところでようやくゲームが動きます。

後半11分、後方で皆本選手からボールを受けた滝田選手が小曽戸選手に縦に鋭いパス。ボールにつられて空いたタイ守備陣の中央に皆本選手が走り込み小曽戸選手がタイミングよくパス、これを走りながら足裏でコントロールした皆本選手がコースを見計らってシュート。これが右隅に決まりようやく均衡を破ります。

更に1分後、失点して焦ったタイが前がかりになったところで追加点を奪います。起点となったのは先取点を奪った皆本選手。

タイのプレッシャーを交わした滝田選手のヒールパスを受けた皆本選手は前掛かりになって空いた裏のスペースに飛び出していた小曽戸選手に判断良くダイレクトでパス。GKと1対1となった小曽戸選手は飛び出してきたGKをよく見て永井選手にパス。走り込む前にフェイントを入れてディフェンダー2人のマークを外した永井選手がフリーでシュート。これで差を2点に広げます。

先取点を奪った直後、いい流れの中で追加点を奪えたことでこの後は日本が完全に試合を支配することになります。

後半16分、4人が連動してパスコースを作りタイディフェンスに的を絞らせず守備陣形に乱れが生じ、畠山選手、稲葉選手、滝田選手とパスをつなぐ間に右コーナー付近でフリーになった西谷選手に長い縦パスが通ります。このパスにつられたタイのディフェンスの動きをよく見た稲葉選手が中央に走り込んで西谷選手からパスを受けると、ワントラップして思い切り良くシュート。これがネットに突き刺さり勝負を決定づける3点目を奪います。

この直後、タイはGKをFPに代えてパワープレーに出ます。しかし日本はここでも事前のミーティングで確認していたとおりしっかりと対応。逆にボールを奪ったGK関口選手が無人のゴールへロングシュート、惜しくもポストにはじかれて追加点とはならなかったものの、危なげ無く試合を終え、3-0で初戦に勝利することが出来ました。

フットサル日本代表 タイ代表に快勝!

今回の遠征では、この大会に向けてこのメンバーでトレーニングをしてきたわけではありません。だからこそ各選手がそれぞれに気を遣い、声を掛け合って、各自の役割を全うした結果の勝利だったと思います。若いチーム、若い選手たちが自らの手でアジアの強豪国・タイから勝点3を取ったということは大きな自信につながることでしょう。また、続くベトナム戦、ブラジル戦に向けていい流れを作れたことと思います。

また、試合後には参加全チームが集まり、歓迎の夕食会が催されました。ブラジルも到着し、いよいよ本番といった雰囲気です。

フットサル日本代表 タイ代表に快勝!

フットサル日本代表 タイ代表に快勝!

フットサル日本代表 タイ代表に快勝!

残り2試合、良い結果をご報告できるよう準備して試合に臨みたいと思います。引き続き皆様のご声援をよろしくお願いいたします!

監督・選手コメント

ミゲル・ロドリゴ監督
前半はお互いに相手を警戒し、守備を重視したゆっくりとしたリズムの戦術的な駆け引きの多いゲーム展開でした。それが後半に入って皆本選手の先取点が決まってから展開が変わりました。この時間帯、我々が完全にゲームを支配することができ、その時間をインテリジェンスをもって活かせたことで勝つべくして勝つことができました。各選手がリーグ戦を終えた疲れを抱えたまま集まったにも関わらずこのようなゲームができたことは、我々がすでに自分たちのスタイルを共有し始めていて、どんな環境、状況においてもその意識が統一されてプレーできるということを示したという点で非常に満足できるゲームでした。また、この一勝でアジア圏におけるライバルに日本が優位というヒエラルキーを印象付け、来年のアジア選手権にも好影響をもたらせることができるという点でも大事な勝利だったと思います。

滝田学選手(ペスカドーラ町田)
3日で3試合というのは始まってしまえばあっという間に終わってしまいます。今回、ミゲル監督からも言われていますし、自分達でも繰り返し言い合っていたのは、最初から自分達の今できるマックスを出し切ること。今日のタイ代表との試合では苦しい時間帯もありましたが、全員で集中してやり切れたと感じています。正直なところ、チームとして未熟な部分はまだまだありますが、大会を通じて、最終日には最高のチームになっていられるよう明日のベトナム戦も頑張ります。

皆本晃選手(府中アスレティックFC)
アジアチャンピオンを争うチームであるタイ代表との戦いでしたので、例え公式戦ではなくても絶対に負けられない試合でした。そうした相手に無失点できっちりと勝利することが出来たのは良かったと思います。ただ、今日のパフォーマンスの相手であれば、もっと圧倒的な試合をしなければならなかったと感じています。今日の内容ではブラジル代表には手も足も出ないと思います。明日のベトナム代表との試合では最初から自分達のゲームをして、ブラジル代表戦に繋がる試合にしたいと思います。3つ勝って帰れるように頑張ります。

永井義文選手(シュライカー大阪)
今日のゴールについて、相手が前がかりになったところを利用して、裏のスペースを上手く使うことができた、日本らしい攻撃の形でゴールできたことに嬉しく思います。
ノブさんのラストパスが絶妙すぎて、シュートを打つ前に緊張がはしりましたが、なんとか入って良かったです。明日、明後日の試合もチームで良い準備して全力で戦います。

稲葉洸太郎選手(バルドラール浦安)
大事な初戦、まず勝ててよかったです。0-0が長く続く展開の中、みんな集中してまとまって戦い続けることが出来たことが勝因だと思います。アジア選手権のことを考えても、タイとは上にいけば対戦するので今回勝ってアドバンテージをつけられたことはとても良いことです。得点できたことは嬉しいですが、まずはチームの勝利、そして、常に自分がすべきプレーをし、チームの雰囲気作りやリズム作りをしようと心がけているので、明日もそれを心がけ、その延長上に勝利と得点があれば尚良いかと思います。明日のベトナム戦も全力で戦います。

スケジュール

INTERNATIONAL FUTSAL TOURNAMENT 2013
開催地 ベトナム ホーチミン
日程 11月19日(火)~11月22日(金)
日本の試合予定 11/19(火)
16:30
3-0 vs タイ
(Phu Tho Stadium)
11/20(水)
18:00
vs ベトナム
(Phu Tho Stadium)
11/21(木)
15:30
vs ブラジル
(Phu Tho Stadium)
日本戦以外の
試合予定
11/20(水)
15:30
ブラジル vs タイ
(Phu Tho Stadium)
11/21(木)
18:00
ベトナム vs タイ
(Phu Tho Stadium)
11/22(金)
16:30
ベトナム vs ブラジル
(Phu Tho Stadium)